この訳は、桑原啓善氏が担当している。近藤千雄氏の訳と少しだけ、文調というか、違いがあるが、シルバーバーチの言葉の輝き、その言葉からにじみ出る品格の高さは変わらない。

例えば、
問：妊娠中絶について、霊界の見解をおうかがいします。

答：人は自由意志と、是非正邪を見分ける意識を与えられている。何事も動機が肝心。動機は何か、万事動機によって決定せよ。他は問題でない。


問：キリスト教をどう御覧になりますか。神の目からみて良いものと言えましょうか。もし貴方がキリストを信じるなら、キリストを手本としようと思われますか。

答：「神よ神よと言う者が神を信じる者ではない。天なる父の御業を行う者が神を信じる者である」。大切なのは、人のしゃべる言葉、信じるもの、また考えるものでなく、彼が何をなすか、これである。かりに信仰がなくても、うちひしがれた者を立ち上がらせ、飢えた者にはパンを与え、暗闇に呻吟する者には光明を与えるなら、その人こそ、神の御業を行う者である。

～スピリチュアル関係の本は、何冊か購入していますが、はじめて、シルバーバーチの本を購入しました。（まだ、全部は読んでいませんが、）短い文章が、番号で分けられて構成されているので、とても読みやすくなっています。いつもは、もう少し、簡単なものを読んでいたので、この文章が、本当に理解できるように、何度も読みかえそうと思っています。私にとっ～～て、これらの霊的関係の本は、確実に心に変化をもたらしました。～