megをi-depの中村さんがプロデュースしたアルバム。
音作りはまさにi-depです。i-depが好きな人なら90％以上の確率で好きな作品だと思います。
ただ，なぜmegでこの音なのかというのが明確でないというか，megの良さを生かし切れていない
気がしないでもないです。最も，i-depというグループ自体が，強い個性を発してそれをポイントに
するような音を売りにしてるわけじゃないですし，どんなプロデューサーやアレンジにも，そつなく
対応して，耳障りの良い音楽を聴かせてくれるのがmegの良さとも言えるので，そういう意味では
本作もとても良い作品だと思います。

全てにおいて中途半端な出来なんですが、不思議と聴いてみたくなるあたりはさすがというか。
ボツトラックの寄せ集めみたいな楽曲に、ブレスがやたら耳ざわりな歌声もなんだかなあ。
とはいえ、この程度のアルバムでも一応カタチになって販売され、そこそこ売れたりしてて。
いろいろな事してメシ喰ってる人がいるんだなあと思いました。

今自分が気に入ってるmegさんとi-depがコラボ！！まさに鬼に金棒！！

春にピッタシな曲ばっかりで、部屋でかけてると、空気が変わる気がする。
まぁmegさんのアルバムって言うよりも、i-dep（meets meg）って感じだね。でもｲｲ！！ナカムラさんって女のボーカルを生かすのうまいよね〜♪


俺は1曲目の「Stars in the blue sky 」
　　2曲目の「And then...」
　　3曲目の「Now released」
　　6曲目の「Moon light」
が良かった。

これからもmegさんの歌がどうなってくのかすごい楽しみだし。３つのアルバムでこんなに感じが違うってのもすごい！！表現者としてのmegさんは自分に正直にいろんなことを試して欲しいと思います。

前作から五か月という短期間でのリリースとなった３rdアルバム。そのリリースタームの短さから予想していた様な内容でした。今までのmegは１曲１曲を丹誠込めて作っているイメージでしたが、今回はあからさまに量産型の曲という感じですね。特に１〜３曲は。
好みの問題といえばそれまでですが、今回全面的にプロデュースしているi-dep中村という人は本当にミュージシャンと呼んでもいいんでしょうか？ある種の技術はあるかもしれませんけど。しかし１〜３曲なんて作る意味があるのかと。megのウ゛ォーカルにウ゛ォコーダーをかける意味がどこにあるのかと。リミックスアルバムの時には皆megの声を生かしつつクオリティーの高い音楽を作ってましたよ（多分i-dep中村さんも）。

とはいえ２rdアルバムがラストアルバムになるだろうと思っていたので、今回のアルバムはサプライズなプレゼントみたいにうれしかったです。