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リプリー [DVD]

価格: ¥4,935
カテゴリ: DVD
ブランド: 松竹ホームビデオ
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   1958年、貧しい青年リプリー(マット・デイモン)は、放蕩息子のディッキー(ジュ―ド・ロウ)に取り入り、贅沢な生活を満喫するが、やがてディッキーに疎まれたことから彼を殺害。その後リプリーはディッキーに成りすまし、さらには彼の恋人マージ(グウィネス・パルトロウ)の愛も得ようとするが…。
   パトリシア・ハイスミスの原作小説でも知られる名作『太陽がいっぱい』をアンソニー・ミンゲラ監督がリメイクした話題作。最初のルネ・クレマン監督版と比較すると、どうしても見劣りしてしまうが(さすがにアラン・ドロンとマット・デイモンとでは、二枚目の度合いが違いすぎて…)、それでも前作以上にホモセクシュアルな雰囲気を漂わせるジュード・ロウの好演など、魅力的な長所も多い。(的田也寸志)
ストーリーで魅せる! ★★★★★
『太陽がいっぱい』はその昔テレビで見ましたが面白いと感じませんでした。ジュード・ロウも美男だとは認識出来ますがカッコよく見えません(目が悪いのか!?)。原作を読むのを怠ける為に手に取った映画です。しかしこれにはストーリー展開でとことん釘付けにして貰いました。文句があるとしたら(ないですけど)、リプリーが毎日ジム通いしているようなナイスバデな男な訳がない、程度です(アメリカ人男優というのはどうあっても貧弱なカラダを晒すのがイヤみたい)。
単純に共感や感情移入出来る人物がいない話です。リプリーの粘着質や執念は極端でコワイし、ディッキーは人格障害が入っているし、そんな男に夢中のマージには腰が引けるし、フレディは明敏だがとことん陰険だしと。しかしこれら全員に説得力があり、交差する感情の綾が全て生々しい。リプリーのような物欲しさは自分の中にも見出せるし、ディッキーのように衝動的で残酷だが意外性のある行動で他人を魅了してしまう人間がいるのも分かる。そんな男に惚れている女が作家の卵だという設定もナルホドと思う。フレディがリプリーをいたぶりたくなる気持ちもよぉく分かる。
こちらの方が『太陽がいっぱい』よりもリアリティのある人間関係なのでは、という気もしました。あれはヨーロッパ人でやると「ああも貧富差(と階級差)がある男二人が『トモダチ』なんてやってられるもんか?」という疑問が生じます。アメリカ人でやればそこらへんは一応は呑み込めます。
という訳で、説得力のあるキャラを複数設定し、既視感のある感情のインタラクトを提示し、キャラの属性がストーリーをうねらせ、プロットがぐんぐん進行していく、という「ストーリーテリング」の模範のような映画です。ここまでの模範生には謹んで五つ星を。
何か足りないものを抱えた人間の悲しさを感じた ★★★★☆
一般庶民のリプリーが、さえない自分とは大違いの
お金持ちの坊ちゃんにドンドン惹かれてゆくんです。

気に入られようと、一生懸命やっても浮いてしまい、
疎外感と淋しさを抱えている姿がやるせなかった。

彼ら二人の、光と影のようなコントラストが絶妙で、
同性愛っぼいテイストもあり一時も目が離せなかった。

イタリアの風景も良かったし、脇キャラも魅力十分。
マット・デイモンのバレンタインの歌もステキだった。

アラン・ドロンの台詞「あぁ、太陽がいっぱいだ・・」
ほど気分が盛り上がらなかったけれど見ごたえがあった。

何か足りないものを抱えた人間の悲しさのようなものを
感じで、切なさがいつまでも胸にまとわりついた・・。
動けなくなるほどの喪失感 ★★★★☆
大多数の一人かと思われますが、私もジュード・ロウ 目当てに観たクチです。
ただ、彼が早々に退場してなお私は最後まで間延びすることなく鑑賞できました。

何故かって、単純にこの作品に引き込まれたからです。

前半はロウの若々しい演技に見惚れ、中盤からはリプリーに感情移入して彼が如何に逃げ切るのかハラハラし、そして圧倒的喪失感に襲われるエンディング。
『地下室の悪魔』に踊らされることを再望してしまったリプリーは何を言わんや、それよりも鍵を渡されたと信じて殺された“彼”がひたすらに可哀相で切なかったです。
しかし誰も救われない、これこそ正統派サスペンスなのでしょう。
“あの夏、太陽=ディッキーは僕にはまぶしすぎた”なんて、あおり文句も似合うんじゃないでしょうか。 ★★★★★
「ジェイソン・ボーン」シリーズがヒットして、俳優として格が上がった今だからこそ見直したいマット・デイモン主演のサスペンス映画。

愛情と言っていいほどの友情、嫉妬を抱いていた友人ディッキー(ジュード・ロー)を殺し、彼に成りすました男、トム・リプリー(マット・デイモン)の逃亡の旅の先には何があるのか…。

原作はパトリシア・ハイスミスの『The Talented Mr Riprey』。

『太陽がいっぱい』のリメイクと誤解してる人も多いようだが、違う。

同じ原作を別のアプローチ(より原作に近い形)で映像化して作品である。

公開当時、不当な扱いを受けつつ、レンタルビデオ店の棚ではその質の高さが認められ、長く上位にランキングしていた。

『イングリッシュペイシェント』、『コールドマウンテン』で知られるアンソニー・ミンゲラ監督の巧みな演出によって、音楽、演技その他全く無駄が感じられない。

主にイタリアが舞台なので、主人公リプリーの目線でのイタリア観光体感映画としても楽しめる。
リプリー ★★★☆☆
「禁断の愛」
衝撃のラスト!!
ちょっぴり喪失感....