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ザ・ポエット〈上〉 (扶桑社ミステリー)

価格: ¥641
カテゴリ: 文庫
ブランド: 扶桑社
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Opinion ★★★☆☆
Opinion: 『ブラック・アイス』を読んだ。前半はこれはいい作家に会えた、と思った。後半、少々期待を裏切られ....コナリーという作家には何を期待していいのか、と、本書に取りかかる....。

殺人課刑事の双子の兄が自殺。新聞記者である主人公はその自殺に疑問を抱き、自分自身を納得させるために調べていくうち、州を超えて似た状況で自殺をした刑事達がいることを知る。....普段は捜査の外から取材している記者が自殺は偽装である、ということを突き止めたため、FBIの捜査の中に身を置き事件解明をしていく物語......なんではないかな( '')

本作には、1〜53の区切りがあるが、1と53。これだけが書きたかったのか?と思う。意味深い、いい文章です。上下800Pに渡り、紆余曲折ありますが.....。面白かったですよ、すいすい読めましたし。 けれど『ブラック・アイス』前半でコナリーという作家に期待した物はありませんでした。 試み Tino Georgiou 極度 小説 The Fates
あまり深読みせずに、純粋に読んで、感動せよ! ★★★★☆
ノンシリーズの単発作品扱いされることもあるが、
“ハリー・ボッシュ”シリーズに登場する
ケイシャ・ラッセルが(名前だけだが)登場するので、
“ハリー・ボッシュ”シリーズと同じ世界だと読み取れます。
クライムノベルかと思ったが、
ラストの100Pでどんでん返しが連続し、
本格推理小説としても四つ星。
真犯人が推理出来ても、
真犯人が明らかになった後の小説としてのラストは絶対推理出来ないと保障する。
一人称と三人称が繰り返される構成だが、
人称に仕掛けたトリックはよくあるヤツだから、
考え過ぎないでいいw
人称トリックを発展させるとメタフィクションになってしまうが、
そこまでの文学的実験はしてない(よな?)ので、
あまり深読みせずに、純粋に読んで、
ラストの100Pで絶叫して下さい。
ハリー・ボッシュによく似た心の主人公の
男らしい推理に感動して下さい。
愛で目が曇ることがない素晴しい男の思索に感動したい
本物の男はコナリーを読め!

コナリーがあえてノンシリーズで挑んだ、サスペンスの王道をゆく傑作 ★★★★☆
マイクル・コナリーの今年の話題作『天使と罪の街』を購入して、「訳者あとがき」と「解説」を先に見たら、なんと『天使と罪の街』は、本書の続編なので、「まず先に本書から読むべし」とあるではないか。

ともあれ、本書は、アンソニー賞をはじめ、米・独・仏のミステリー賞5冠に輝く、コナリーにとっての出世作であると共に、長編5作目にして、初のノンシリーズものである。

締め切り間際というハンデがありながらも、’97年、「このミステリーがすごい!」海外編第15位にランクインしている。

全米にわたり、殺人課の刑事ばかりを自殺に見せかけて殺害する、稀代の連続殺人鬼とFBIとの戦いの物語である。

きっかけは、コロラド州デンバーの新聞記者、ジャックの双子の兄である刑事の自殺事件だった。どうしても兄の自殺が腑に落ちないジャックは、独自の調査で犯人の自殺偽装を暴く。
かくして、殺人現場を自殺現場に仕立て、エドガー・アラン・ポーの詩句を遺書に残すこの殺人鬼は、「詩人(ザ・ポエット)」というコードネームを与えられる。「詩人」は3年間で8人もの刑事を殺害していた。

ストーリーは、特別にFBIの捜査班の内部に入ることを許されたジャックが述べる一人称の「詩人」捜査過程と、容疑者らしい、幼児の写真を撮る男の三人称記述が交互に交錯する構成で進む。ついにFBIは、この男の足取りをつかみ、接触を図るのだが・・・。

そこからラストまでの150ページが、本書のほんとうの“読みどころ”であり、逆転につぐ逆転のめくるめく世界が展開する。そして明らかになる驚愕の真犯人・・・。

本書は、コナリーが、<ハリー・ボッシュ>シリーズではなく、あえてノンシリーズで挑み、ストーリー・テラーぶりを十分に発揮した、サスペンスの王道をゆく傑作である。
Detective Novel の常識を覆す ★★★★★
 初めから犯人が見え隠れする。性癖から立ち回り先を推測し張り込みをしても現れない。いや,その彼が変装して現れる。張り込んでいたエージェントが腰に手を持って行くより先に彼のナイフが喉を刺す。飛び散る血飛沫。そのエージェントにコーヒーを届けようとしていた主人公,犯人と対峙することになる。武器を間にもみ合いが始まる。そこにスワット隊員が入って来て,御用となる。この犯人もポエムの素養あり。これで一巻の終わりかと思いきや,未だ本は100頁残している。それからが大変,自分の推理力を働かせてもちょっとこの展開は予想できない。特に推理小説なら自信ありと言う人には推理することが難しいと思うや如何。
Opinion ★★★★★
I don't really know why I'm reviewing this, because everyone else has already voiced what I think of this book, but I suppose I'll just do it anyway. This book kept me reading well into the morning hours, during my classes, and sometimes at work. From the first page, I was captivated by Connelly's words and his characters. I love it how he connects people and cases in his books, and how he keeps you wondering up until the end. You don't find out who did it, and put the book away. You keep reading on until the very end, sometimes even (in my case) reading the author's notes, in hopes of getting more. I've read only half of Connelly's books, and I dread the day I finish them all. The Poet has definately been my favorite of them all.