１９３０〜４０年代のスウィング〜プレスリー〜パンク、さらにオーケストラとの融合といった考え放題な内容が見事に成立しているアルバム。ギターは歪めなくてもこんなにうるさくカッコよく早く演奏できるんだぜとでも言うようなセッツァー兄貴の心意気たっぷりのギターと渋かっこいい声に、遅れてなるかとばかりにビッグバンドのゴージャスな演奏がガンガン響きまくる。

このあとライヴ作に直行すること必至の一品。

BSOをはじめて聞く人には、お勧めのアルバム。このアルバムでBrianが求めている『RockとSwing』の融合が確立されたように思います。絶対に後悔しないですよ。

一言でかっこいいと思いました！ストレイ・キャッツとはまた一味違っているような感じでよかったです。
知ったきっかけはロック好きの友達の影響だったんですが、影響されてよかったです！！

ブライアン・セッツァーがオーケストラとやってるらしいと聞いたとき、うーむと思った人は多いのでは？聞けばわかるとはこのこと。こっちを聞くと、ストレイ・キャッツでは寂しく感じるくらいはまっている。中でもこのアルバムは、選曲、サウンドともに最高と思われ、初めて聴く人にもお勧めできる。

ギターは衰えをしらず、年々上手くなっていき、歌も渋みを増して、良くなっている。ホーンセクション始めバックは相当の腕利きばかり。スウィングとはこういうものか！バンド全体のリズムがうねりまくる。アルバムを聞いて気に入ったら、次はライブを観に行こう。インスト　SLEEP WALKは彼のギターの表現力のすごさが十分に分かる。

ギタリストとしてもかなりのレベルのテクニックを持ち。同時に作曲能力にも秀でている人物＝ブライン　セッツアー。ストレイ　キャッツでの成功にだけ甘んじることはよしとせず。新たなチャレンジに出たアルバム。これは３枚目。コンセプトは『レトロ　スィング』このコンセプトはジョージャクソンも似たようなことをやっていた。ロカビリーリバイバルのアルバムとしてもかなり質は高い。＜曲紹介＞＜１＞　　ギターがうなる。ブライアンの声もよい。プレスリーライクなナンバー。のりは最高。＜２＞ビッグバンドジャズも味わえる。スィングしまくるリズムがすごい。迫力あり。＜３＞アップテンポなナンバー。ギタープレーがすばらしい。＜７＞ルーズな雰囲気のナンバー。女性ボーカルが入る。なんだか妖しい雰囲気。＜９＞ブラスアレンジがまる。オールディーズ感覚があふれている＜１１＞ストレイキャッツ時代を思い出すナンバー。＜１２＞ボサノバテイストなナンバー。南国ムードがじわりと感じられる。＜１３＞ブラスが元気なナンバー。ブライアンのギターはさえまくる。天才ギタリストの証明。スィングしまくり。＜１４＞ブラスが重厚にせまるイントロ。ギターがころころころがりまくる。ブラスもスィングしまくり。切り込むギターがまる。１０点中１０点。アイディア＋演奏ともにレベル高い。＜１＞