かつて、これほどまでに次巻を読みたくなって買いに走った漫画本はあっただろうか……そう思わせるほど、この４巻には惹きつける力があります。冒頭の『銀宮ノ笛』の意外な観点と解釈、そして意外な理由によるギルバルスの登場。騒々しい雑音からスッと引いていく爽快感があります。
　そして後半の『テルウテ』は……眼帯猫人のファンの方は、５巻とあわせて読むことをオススメします。絶対鉱物ならぬ、絶対に続きが気になる一冊です。

今回から久しぶりの冒険談が始まります。
ヒデヨシ、テンプラ、パンツのお馴染み３人組に
ツキミ姫、テマリちゃん、そして何故かドラネコ団。
かつての『キリエラ戦記』を思わせる鉱物争奪戦はどうなるのか？
まだまだ楽しみが続きます。