長く楽しめる癒しの名盤誕生
★★★★★
Ketil Bjornstadの「The River」は我が家(ギャラリー&アトリエ)の定番アルバムですが
今回のアルバムはこれに匹敵するアルバムだと思います
チェロがビオラに変わりメゾソプラノの女声が入りクラシカルな雰囲気が強くなっています
ピアノのKetil Bjornstadが全曲作曲しています
とにかく心に染みます、優しく温かく傷ついた心を癒す効果は満点でしょう
2枚に共通するのは流れる音楽に知らない人はふっと耳をそばだてて
「この音楽は何ですか?」と尋ねることです
ECMでこういうクラシカルな現代音楽が続々と制作されているということは
長い目で見るとこれから10年先にはいよいよ本物の癒しが必要とされる時代になっていくということなのでしょう
ともかく長く楽しめる名盤がまた誕生したことは確かでしょう