夏目のやさしさ
★★★★★
夏目の優しさと、ニャンコ先生の面白さが,
映像と音楽と筋書きから伝わってきます。
日本の風習と、多くのいいつたえ,さまざまな妖怪など,
浮世絵に続く、日本が誇れる芸術作品だと思いました。
映像特典も,わざわざDVDを購入してくれる顧客を満足させようという姿勢がやや希薄なように感じました。
収納BOXで既に・・・
★★★★★
とにかく収納BOXが素晴らしい!これに尽きます
涙腺のゆるい私にとっては「泣かずに視聴できた話が果たしてあったろうか?」という作品でしたが、この巻はとりわけ収録話以前に【収納BOX】に描かれた緑川先生のイラストがとんでもない破壊力を持っています
Amazonさんが提供されている画像二枚目(BOX裏ジャケイラスト)にかすかに映ってはいますが、そこには木の上で書を嗜むレイコさんと、傍らに微笑みを浮かべて佇むひしがき、手前脇にはレイコさんに寄り添う露神の姿がとても優しく描かれています。『レイコ、何を書いてるんだい?』『さぁってねぇ。名前を書くのは飽きちゃったし、何書こうっかなぁ』『レイコや、一つ儂を書いてくれんかのう・・・』そんな、穏やかなやりとりか聞こえてきそうです・・・
第一巻に収録されていた1・2話で立て続けに号泣させられた上に、よもやBOXを眺めて泣くとは思いませんでした。『もう、寂しくない』そんな煌きを、BOXに見出しました
ひしがきや露神に涙腺を決壊された方でしたら間違いなくBOXでの購入をお勧めします。初回仕様限定なのでお早めに・・・
楽しみです
★★★★★
本巻にはアニメオリジナルの話「心色の切符」が収録されてます。
夏目レイコと貴志の繋がりや妖怪達との関わり、ニャンコ先生… 2008年に観たアニメの中でもトップクラスの出来栄えで断然オススメします。
優しく懐かしい世界観に是非ひたって下さい。
私はニャンコ先生が一番好きなキャラですね。
斑と同じ井上和彦さんが演じているのがビックリです(笑)
ちなみに本巻の特典としてノンテロップのオープニングとエンディングアニメが収録されてます。
見えぬからこそ触れてみる
★★★☆☆
(総合5/10点)
第三話「八ツ原の怪人」★★★☆☆5/10点
「目に見えないモノ=あやかし」という定義を人との接し方、思いやりの心へと
昇華させた展開の上手さに晴れ晴れとした心地良さを感じさせられました。
ニャンコ先生やあやかし達の過剰なまでの愛嬌の押し売りがこれまた堪らないほど
可愛らしく、お話の憂鬱さの緩衝材にもなってくれるので気負いせず観られ、
好感触でした。ホントにcv.井上和彦ですか・・・? 声優の力、恐るべし
第四話「少女と時雨」★★★☆☆5/10点
人を脅かし、危害を加えるあやかしの理由と本音に収束させた
展開がなかなか興味深かったです。面白半分に見えてその実、
真摯な気持ちが伝わってきます。ただお守りの大切さの理由が
わからずちょっと残念でした。ニャンコ先生七変化にもご注目。
もしかして、夏目レイコをもじったのかな
第五話「心色の切符」★★★☆☆5/10点
故人には何も語らせず、遺品の有様から見えてくるレイコの人柄を
窺い知る展開に感心しました。のんびりボーっとした「さん」との振る舞いが
愛らしく、親友同士の切符、もとい気風の良さを内外でさりげなく魅せています。
説明せずとも、言葉にしなくても分かり合えることもあるもんですね