消費社会について
★★★★☆
この本のなかにある「マクロマーケティング論」は非常に示唆に富んでおり、興味深かったので紹介したいと思います。一般的なミクロ視点のマーケティングとは違い、「マクロマーケティング論」は社会全体を対象にし、社会のあり方を考えるという視点で論じていくものであるために、社会学とも関係性があるのではないでしょうか?
例えば、必ずしも身の丈にあっていない人が、高級ファッションブランドをこぞって購入するようなブランド品の消費文化や、バレンタインデー関連の消費文化は、個々のマーケティング戦略が有機的に結びついた結果として、世の中に浸透していると、著書の中で指摘されています。
このように、マーケティングと消費文化の関係性は密接にして不可分だということが分かりました。とても面白かったので、私も大学のレポートに活用しました。マクロ視点のマーケティング論や消費における社会学に興味のある人には、是非おすすめできる本でしょう。
大学院の修士論文に大変役立ちました
★★★★★
一般的なマーケティングの本からさらに応用して、現代社会の消費経済に通じる画期的な本です。大学および大学院のレポートや論文には大変役立つと思います。Macro Issueは大変良くまとまっているので理解しやすいです。Discussionの基礎問題、応用問題は論文のテーマに取り上げると良いと思います。この本を読む前に基礎編を読むと、さらに社会全体のマーケティングが理解できると思います。
ビジネスに活用できる実用書ですね
★★★★★
仕事柄、企業のマーケティング研修の講師や、公的機関・団体等での講演をすることが多いのですが、その際の資料として活用させていただいています。各ページにキーワードが記されている上に、事例も豊富にあるので、プレゼンの中身を濃くするには「もってこい」の本ですね。とかくマーケティングというと浮ついたイメージに流れがちですが、こういった本できちんと理論的側面も固めていくと、プレゼンの質が格段に向上します。欧州の事例が比較的多いことも、日本の流通構造の変化を予見するという意味においては、大変有効です。タイトルには「はじめて学ぶ」とありますが、きちんとした基礎があってこそ実務面での成果につながると思います。
わかりにくい!
★☆☆☆☆
わかりにくいです。あと、文字が小さいです。
難解で読みにくい本でした。文字が小さく、ぎっしり!
★☆☆☆☆
これはとても難解で読みにくい本でした。例文もイギリスに偏りすぎていて、日本では通用しないのではないでしょうか?特に専門用語が難しく、読めば読むほど、理解が出来なくなります。結局、半分くらいで挫折しました。応用編だからでしょうか?文字が小さく、ぎっしりと書かれていて読みにくい!!文章も古くさく感じました。オススメできません。マーケティングにはもっとわかりやすい本がありますよ。