妖精(フェアリア)が存在する以外は、現代日本とあまり変わらない舞台。妖精は種から育ち、花の開花とともに生まれます。

そして、妖精絡みについては心を閉ざしていた主人公が偶然出会った妖精は、巷に溢れる「フェアリア」とは違う代物だったという。



こんな感じの、設定だけなら色々な作品のいいとこ取りをしたようなタイトルですが、作画の綺麗さや妖精(クレア)の表情描写の巧みさ、裏に何重か隠れていそうなシナリオのチラ見せの上手さに、気づけば惹き込まれていました。

また、エピソードごとに入る何者かの謎の独白が、ネタが割れるまでとても面白かったです。

妖精さん好き、綺麗な絵の話を読みたい方にはおすすめの一品です。

なんというか、タイトルから吹っ飛んでいますが、ある意味、この作品の最重要人物であると思います。
癒し系のこの作品、こやつ一人でジャンルを変えてしまっている。
なかなか居ないぞ、こんな脇役。
そんな訳で、思い切り、本題からずれました、すみません。
この作品は主人公のあ君と妖精フェアリアルのクレアさんとのお話です。

雰囲気は穏やかですが、ストーリーは結構、硬派ですね。
この「ズレ」が良いんですがね。

緊迫したシリアスな状況の中で、この二人はどうしていくのだろうかと思います。

だからこそ、柳沢君が必要なのかもしれませんね。

運命を打ち破るのは君だ！
（けど、勢いあまって、ストーリーもぶち壊しそう（爆）。ほどほどにね）
フェアリアルガーデン(2) (BLADE COMICS)ひなぎく見参! 一本桜花町編 1 (1) (BLADE COMICS)

アリアの最終話を見る為に購入したコミックブレードで気に入り
購入したが、面白かった
画も好みだし、話も穏やかで良いので
この後も購入予定
”ちっちゃな雪遣いシュガー”を思わせる妖精の話

ほのぼのした何気ない日常と桜野先生特有の柔らかい絵柄と魅力的な登場キャラクター、純真無垢で健気な女の子。
そして現実世界に妖精が普通にいる、少し不思議な物語。
主人公の少年「のあ」が妖精少女「クレア」と出会って少しずつ心解けていく様子や、お手伝いさんの真菜が「のあ」を心配する思いとか…
色んなものひっくるめて“最強”の可愛さです!

桜野みねね先生の描く漫画は「叶わない恋」をテーマにしているのではないかと勝手に思ってます。
今回は「人と人の形をした別の生き物の恋」でしょうか・・・。
今はこの作品が無事に進行していく事を願うだけです。