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鏡の国のアリス (新潮文庫)

価格: ¥578
カテゴリ: 文庫
ブランド: 新潮社
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鏡の中の世界でアリスが女王になるまでの物語。 ★★★★☆
 おなじみの不思議の国のアリスの続編です。
前作より少しストーリー性があり、アリスがチェスの駒となり、
トゥイーダムとトゥイードルディーや、ハンプティ・ダンプティ、赤の騎士、白の騎士、赤の女王、白の女王、
加えて、ライオンやユニコーン、ボーシヤ(帽子屋?)、ハーネル(うさぎ)、かえると出会いながら、
女王になるまでを描いています。
 映画でおなじみの、バンダースナッチやジャバウォッキーも直接は登場するわけではありませんが、出てきます。
前作より言葉遊び分かりやすく、難解さもそれほどありません。前作は即興で語ったものを本にしたのに対して、
今作は当初より本として出版することにより書かれたことの影響が結構効いています。
 先に本作を読んでから前作を読んでも良いかもしれません。
ナンセンス文学の世界へ ★★★★☆
Oxford Bookworms LibraryシリーズのStage 3(1,000語レベル)
語数 11,000 YL 3.2

Lewis Carrollの『不思議の国のアリス』と並ぶ名作を、
1,000語レベルの英語でリトールドしたものである。

この作品では、Aliceは鏡の中に迷い込んでしまう。そこでは、植物は喋り、
チェスのコマが動き回り、動物も奇妙な行動と言葉で迷わせ…。
そこには、すべてが"Wonderful"な世界が待っていた…。

『不思議の国のアリス』同様、ナンセンス文学であり、想像も掻きたてながら
読む必要がある上、言葉あそびも真剣に読みとろうとすると難しい。
Stage 3のレベルでいくつか本を読んで慣れてから読む方がいいと思います。
長大な恋文 ★☆☆☆☆
目を覆うような貧相なギャグの連発で辟易してくるほどですが、本書の本質はギャグにはなく、著者であるルイス・キャロルが実在の少女アリスに抱いた痛々しいまでの恋心にあります。その意味で本書は不毛に終わった長大な恋文であると言ってもいいでしょう。
中身はテニエル ★★★★☆
「不思議の国」の方では、あの挿し絵士の方が中身も描いておられましたが、
「鏡」の方では表紙のみです。

で、中の挿絵はテニエルの描いた物で、しかも、枚数がオリジナルより
足りてません。

例えばオリジナルでは鏡の中に入るまでのアリスは何枚か挿絵を使ってますが、
角川のほうでは一枚使ったかそれくらいで、少ないのです。

訳のほうは、詳しい解説がついており、これであとがきにビッチリ
キャロルの歴史が書いてあったらかなり好きになれたな、という
くらい、ちゃんとした物です。

構成で損してる本だな、というのが印象です。
生意気なアリス ★★★★☆
1990年に王国社から出た単行本。
 1997年には新装版が出ている。
 役者の北村太郎氏は旧「荒れ地」同人として著名な詩人。一方で、ミステリの翻訳家としても知られた。
 本書には、ジョン・テニエルの挿絵も収録されている。
 『鏡の国のアリス』の翻訳は無数にあるが、本書の特徴は訳文が軽くて読みやすく、またアリスがやたらと生意気な点だろう。
 訳文は軽くて元気。アリスがはねかえりっぽい。詩の部分などの言葉遊びが工夫されており、楽しく読むことが出来た。
 固有名詞の表記など、従来のものとはちょっと違うところも。