初めての『Funky!』
★★★★☆
私が最初に Funky という言葉を意識したのはなんと言っても
『Such A Funky Thang!』 からでしょう!
デビュー当初はキャッチィな“売れる曲”を要求されていた彼が実力を見せ、満を持して“本当に歌いたい曲”を書いたアルバムです。「ファンキーって何だ?」と意味も全く解らなかった自分でしたがこのアルバムから学んだファンキーとは『土と汗にまみれた努力によって身に着く“本当の格好良さ!”』でした。スカした表面的なものではなく、逆境の中でも笑ってビシッと決める! そんな本物の格好良さ! 黒人の音楽には必ずその要素が入ってると思います。 彼の様な格好良さがある日本人って少ないですよね。
「ダンス・イフ・ユー・ワント・イット」が一番好き!
★★★★★
一番のおすすめは、1曲目の「ダンスイフユーワントイット」。これですよ久保田にハマッタきっかけの曲は!最初からフェードアウトの直前まで正にファンキー!当時、中学生だった僕は、カセットテープ「マクセルUD-2」のCMに流れる(本人出演。)この曲に「サル顔しているけどこのカッコイイ歌手は誰なんだ!」と思っていた記憶があります。アルバム全体の音をしめるムーグっぽいベースサウンドはなんかテディーライリーを思わせます。米女性シンガーとの「Such・・・」のRAPも良いし、「ドランカドテリー」もとてもファンキー!バラードの名曲「インディゴ・・」も入っています。ファンキー色の強い一枚。
ファンキー!!
★★★★★
このCDのジャケットの写真を見てください。
こんなに歯を出した笑顔を載せる「売れ線」歌手がこれまでにいたでしょうか?
もうこの時点でファンキー10点満点。
名曲「Indigo Waltz」「Dance If you Want It」が収録されています。
でも、お勧めなのは隠れた名曲「DrunkardTerry」です。
めっちゃかっこいいです。
ファンクらしさでいえば「BONGA WANGA」には劣るかもしれませんが
結構良い曲が入ってますよ。
う~ん、今考えると・・・
★★★☆☆
ちょっとね~~~、久保田利伸のGROOVYなボーカルと当時流行だったシンクラヴィアの打ち込みがうまくかみ合っていないよーな気がする・・。確かにシングルカットされた①②⑩や③なんかは名曲中の名曲なんだけどね・・・。当時はヒットしていたためかミリオンセラーになっていたけど、まあ次作「BONGA WANGA」でその消化し切れていなかった部分は解消されたので、良しとするか!