インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

フランス革命下の一市民の日記 (中公文庫)

価格: ¥990
カテゴリ: 文庫
ブランド: 中央公論社
Amazon.co.jpで確認
いや〜、マニアックな本を文庫で出してくれるなぁ ★★★★☆
テルミドールのクーデターでロベスピエールが失脚し、断頭台で処刑されるまでが書かれた、裏も表もないホン
ト普通の日記。著者は第三身分の年金生活者で、恐怖政治のさなかであっても過度に政治的になること
もなく日々の出来事を書き綴り、折々の会話やうわさ話と著者の日常生活で起こった出来事が混在した文
章はかなり生々しいものがある。何といっても、こういう混乱や恐怖のさなかでも彼は若い人妻と不倫をしてる
んだよなぁ。
史的価値はかなり高いのでは?ルイ16世の死刑や、捕まったロベスピエールが刑場に連れて行かれるところ
などもリアルタイムに書かれているし、ナポレオニックなことで言うと、93年にトゥーロンの奪回に成功したことも
載ってる。ただブオナパルテの名前は出てこないけど。
ひたすら日記 ★★★★☆
革命がおこっていようが、
市民生活は行われ、
商売人はどうにか商売をしようともくろみ、
パンが買えない、物価が高い、と市民は毎日嘆く。

そして騒ぎが街中あちこちでおきる。

200年前の日記で、思想書でもないのに、
普遍的なのは不思議だ。
今も中東では同じような状況下に市民がいるはずだ。

内容が本当に、ひたすら日記なので、

読み解くようなつもりで読むしかない。
フランス革命についてよく知っている場合には
史実上の事件との照らし合わせをしながら読むと、
この日記の作者が全然興味なかったことと、
ちょっと興味があったことと、
すごく影響を受けたものがわかってくる。