PICK YOURSELF UP WITH ANITA O`DAY
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昨年11月に亡くなられた、アメリカのビック・バンド時代を代表する女性ヴォーカリストであるアニタの1956年にリリースされたCDアルバムです。アメリカでは1992年にすでにリリースされていたものです。全21曲のバラードあり、スイングありのとてもバラエティなアルバムです。中でも「I Never Had A Chance」「Man With A Horn」「Let`s Begin」などは圧巻です。できることなら、「シングス・ザ・ウィナーズ」と合わせて購入されるのもいいかと思います。どちらもすばらしいの一言です。さあ!あなたも是非アニタの魅力を楽しんでください。
端正にして上品
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ブロッサム・ディアリーは、カマトトっぽいカワイイ声。ヘレン・メリルはセクシーヴォイス。アニタは端正にして上品。「サボイでストンプ」「アラバマに星落ちて」など、アニタのスタンダードは、しみじみと心に染み入ってくる。未発表曲に、別テイク計9曲のオマケ付き。別テイクはやはりい、ボツになっただけあって、本来のアルバムの曲のほうが出来がいいのは当然。プロデューサーはヴァーヴ・レコードの創始者ノーマン・グランツ。1956年、アニタが上り坂の時の作品なので、出来は最高。(松本敏之)
1956年、アニタ・オディは最高の女性シンガーだった
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『ジス・イズ・アニタ』、『アニタ・シングス・ザ・モスト』と同じく1956年の録音。
代表的レパートリーだった「Stompin' at the Savoy」や、映画『真夏の夜のジャズ』でも披露された「Sweet Georgia Brown」が聴ける、アニタ絶頂期のレコーディング。
編曲・指揮は『ジス・イズ・アニタ』のバディ・ブレグマン。