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思考・発想にパソコンを使うな (幻冬舎新書)

価格: ¥819
カテゴリ: 新書
ブランド: 幻冬舎
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パソコンよりノートのほうがよい理由は明確になっていない ★★★☆☆
パソコンより手書きノートのほうがすごいんだと著者はいう. しかし,読んでもその理由はなかなかわからなかった. 読みすすんでわかったのは,著者にとってはパソコンで書くよりノートで書くほうが脳が活性化されるということだ. 個人差があるが著者にとってはノートのほうがよいということだろう. 読者は自分でどちらがよいかを判断すればよい. 当然のことだが…

過去の有名な作家などがどのようにノートをつかっていたかが紹介されている. 著者にとってはそれもノートをつかう動機なのだろうが,彼らが現代に生きていたら,ノートをつかっていたかどうかはわからないだろう.

それから,著者はブログについてもふれている. ノートに書くのは日記にちかいが,おなじく日記にちかいブログとちがうのは,ノートが個人的なものであるのに対してブログは他人によませるものだということだ. これはあきらかなちがいだが,ノートしかつかえなかった時代に生きていたひとが,いまだったらブログをつかっていたという可能性もあるのではないだろうか. ひとによませたくないものはノート,よませたいものはブログというように,わけて書くかどうか… うまくブログを書くことで,完全ではないがノートのかわりにもなるようにおもう.
メモはその場で書くものだが、ノートはあとでまとめる事に意義がある ★★★★☆
端的に言えば、ノート術の本。よく考えて手書きすることの良さを語った本。

トレンドはメモからノートへと移った。メモはその場で書くものだが、ノートはあとでまとめる事に意義がある。一度受け取った情報を自分の中で整理し直してまとめることで、消化できるという。メモ帳やノートの選び方、使い方のアイデアが紹介されている。人に読ませるブログと、自分だけのノートの違いが強調される。いちぶ、ライターである著者の取材テクニックのような部分もある。
手書きのよさを再認識、脳が活性化しそう ★★★★★
手書きのよさを再認識させてくれた本。
実際に自分でノートを活用し始めてみると
思考の整理が次のように展開していく。

「思いついたことやアイデアをメモに書く」
→「取捨選択して自分なりに内容を発展させてまとめる」
→「折を見てそのノートを読み返す」
→「別のヒントにつながる」

といった展開となり、アイデアの再確認になり、
脳の活性化につながっているようだ。
ノートをつけることは誰でも簡単にできるので(継続するのは難儀だが)、
そのための導入書として一読をオススメしたい。

なお、最近は「思考の整理学」(外山滋比古著)がかなり売れているようだが、
内容には共通した部分もある。両方とも良書であり、読み比べて見るのも
面白いだろう。

「思考・発想にパソコンを使うな」の方が「思考の整理学」よりも
読みやすく、ビジネスマンには実践的かもしれない。


手書きは脳の活性化となる(^ω^;)(;^ω^) ★★★★★
◆文章化する

 ノートに文章の形にして書く。そこがメモとは違う。文章化することで、考えや気持ちを整理することができる。

◆頭に入れる

 昔の人々は、必要なものは自分で写し取った。写せば自然に頭に入る。気になった記事や情報は手書きでノートに書き写す。面倒なようだが、情報が自分の身になる。
 パソコンで使うコピー&ペーストは便利だが、内容が頭に入らないとう弱点がある。

◆手書きは脳の活性化となる

 手書きの場合、文章が一本の糸のような形で頭に浮かんでくる。そうでないと、手が動き始めない。これはアナログ感覚であり、脳が気持ちいい。
 昔は文字を書く場合は、墨を磨ることから始めたので、文字を書くということは、心静かに精神統一をすることだった。

 自分が傷ついた言葉を文字にして書き残すことには、カウンセリング効果がある。

◆パソコンで書くのは脳が休んでいる

 パソコンで文章を書く場合、思いついたことを羅列し、切り貼りをしながら、そのつながりを考える。文章を書くというより積み上げていく。気構えせずにできる。書くことのプレッシャーが小さい。
 脳の働きが小さいとも言えるので、発想も思考も弱くなる。手書きとパソコン使用では脳の使い方が違う。

◆日記が続かない理由

 日記に反省やグチのようなことばかり書いていては、あとから読んでもおもしろくないし、進歩がない。続かなくなる。

◆会話を記憶しておこう

 メール、手紙は形として残るが、会話というのは、消えてしまう。だからこそ記録することに意味がある。
ソフトウェア業界でも ★★★★★
ソフトウェア業界で、思考、発想にパソコンを使わない人がいる。
プログラマは、プログラムを組むための思考、発想のためにパソコンを使うのが仕事である。
プログラムを組むのでないのに、パソコンを使うのは邪道だろう。

文章でも同様である。
パソコンで文章を書くのがよいのは、タイピングでタッチタイプをする人である。
タイプに気をとられるような人はパソコンで文書を書いてはいけない。
パソコンで文章を書くと独りよがりになりがちである。
書いたら、印刷して見直すことができない人は、パソコンで文章を書いてはいけない。

そういう基本的なことを理解していない人が読むとよい本かもしれない。