というのも、あんなにもやさしいタッチでピアノを弾く彼なのに、かなり強いタッチでチェンバロを弾いているのです。
まるで、チェンバロの弾き方とピアノの弾き方を取り違えているような感じでした。
それにしても、素晴らしいテクニックとチェンバロ演奏とは思えない躍動感を感じさせられる。
(Suite No.1 in A major,HWV426 Ⅳ.Gigue は、体が勝手に踊りだしてしまいそうなくらいの躍動感があります)
また、どのCDよりも彼のハミングがはっきりと入っています。
まだ、ゴールドベルク変奏曲だけしか聴いていない方にもぜひオススメのCDです。