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八丁堀春秋 (集英社文庫)

価格: ¥650
カテゴリ: 文庫
ブランド: 集英社
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とても楽しめました。 ★★★★★
テンポも良くて、気風もよい。
采女は齢を重ね経ただけに、間や落とし所がわかっていているので
読んでいても安心して読める。
文章もとても読みやすい。

登場人物も色々出てくるのですが、
出させた方や説明もほどよくなされていてわかりやすく、

最後に胸がスカっとする、読書後も良かった。

話の中で、説明くどくなく
過去のことや息子とのことを織り交ぜていくので、
すんなりと読ませてくれて、楽しめました。

年の離れた夫婦のありようが、
少し剣客商売を思い出させるものがあったかな。

まだ最初なので、さらりと読めるくらいでしたが
続きでは、息子の伊織や岡っ引きなど
少しづつ掘り下げていく話を読めたらいいなぁ。


続きを読みたい、と思うお話でした。


若い女房に加え、金回りが良すぎる元・同心の采女‥。 ★★★☆☆
 潔く職を辞し、親子ほど年の違う若い女房と暮らし始めた元同心・采女が
厄介な事件の数々を、あざやかな手並みで人情味あふれる解決に導く連作短編集。
 次々持ち込まれる難題を、ベテラン同心時代の人脈、地脈を駆使して納得のゆく
落しどころに持ってゆくかたわらで、采女が同心を辞した理由や、倅・伊織の出自
など、色々ワケありの事情が徐々に明らかにされてゆく。

 先ごろNHKで放送された北原亜以子原作の「慶次郎縁側日記」と同様の人間模様
だが、タイトルの通り季節感を随所に伴って展開されるところが、後者とひと味
違ったところだろうか。
筆の運びはなめらかで、読みやすいけど‥。