わかりやすい
★★★★☆
著者のWEBサイトと重なる内容が多いが、株や不動産運用などを身近な話題と絡めて取り上げている。
例えば、路上に落ちている一円を拾うかどうかということからも、金持ちになれる資質があるかどうかの見極めになると筆者は述べている。
この手の話はとかく難しい用語や単語が並び、初心者にはわかりづらかったりするものだが、著者は身近な例を挙げながら述べているので、すらすら読める上に読んでいるだけでも特になった気分がする。
文章が上手いなぁとは思っていたけど、本業は直木賞を受賞した作家だったのですね。
作家に経済評論家。
頭が凄く切れる方だと思います。
「お金」入門
★★★☆☆
「1円でも大事にせよ」という話のあとで、二宮尊徳の言葉を引き合いに
出したのは感心した。
だが、自分にとってはそれ以外とくに膝を打つ箇所は無かった。多くの方
の意見とは違うようですが、それが正直な感想です。
子供にはどうかな。
★★★☆☆
お金儲けの神様が書いた「お金持ちになれる人」について書いた本です。
私はもう社会人なので、「とても勉強になるなぁ」といえる感想を持つことが出来ましたが、
果たして子供はそれをどれだけ理解出来るのだろうかとも思いました。
『ちくまプライマリー新書』シリーズは中高生向けに書かれていると思うのですが、
その中高生には著者の邱 永漢さんのことも知らないだろうし、本書で書かれている
バブルの頃の状況も知らないだろうから、理解するのが難しいんじゃないだろうか・・・
バブル期の説明等をもう少し充実させるなり、内容について行き易くなるような
配慮があったら、子供達にもオススメしやすかったです。
とにかくわかりやすい
★★★★★
世の中、経済関係の本はたくさんありますが、「じゃあ実際どうしたらいいの?」という本はなかなか見つからない物ですね?
さて、この本の著者である邱 永漢さんは失礼ですが、この本を読むまでただの財テクおじさん位にしか思っていませんでした。が、しかしとんでもない。財テクおじさんなんて失礼なこと言ってごめんなさいでした。
ちくまプリマー新書自体は小学生から中学生向けに出版されている本なのでうちの息子に、と思い買った本でしたが大人のわたしが勉強になっちゃいました。
とにかく未来を見てきたかのように語り、しかもことごとく的中させてきたとんでもない方なんですね。もちろんこれからの投資の矛先に関しても詳しく記されていますよ。
また、お金の為に働くのではなくお金に働かせるにはどうしたらいいのかを、小学生でも理解できるように解説しているので非常に貴重な本だと思います。価格も適当だと思いますし、なんにせよ日本の風潮として金儲け=汚いみたいな偏った見方をご自分のお子さんに植え付けたくないお父さんお母さんにも是非読んでいただきたい!
お金持ちになれる人って、こういう良書をたくさん読んでる人だと思います。
あなたは10年後お金持ち?貧乏?
ぼんやり横で指をくわえてられない
★★★★☆
物価が上がりに合わせ、お金の値打ちの変化に気を配る。
ただの節約貯金だけで過ごさない。
筆者は支払いはすべてキャッシュを通しているが、
お金がたまってから行動するのでは、損をすることも述べている。
貯金したままにしておくことが、どれだけ知らずに損をしているか
お金の価値が変化するということを再確認できました。
お金を寝かせたままにしないで、株で運用する。
あせらず財産として置いておく。
時代の変化に対応できるようにもっと勉強したいと思わされます。