サウンドトラックは、クエンティン・タランティーノ監督の映画で常に重要な役を演じてきた。それも、時には俳優に負けないぐらいの大役を。カンフーを売り物にしたタランティーノの映画『キル・ビル』のサウンドトラックも例外ではない。それにしても、『レザボア・ドッグス』で耳をつんざくように流されたスティーラーズ・ホイールの「Stuck in the Middle with You」や、『パルプ・フィクション』で使われたダスティ・スプリングフィールドの圧倒的な「Son of a Preacher Man」をだれが忘れることができるだろうか?
タランティーノはこのサウンドトラックのエグゼクティブ・プロデューサーである。彼の頑固なまでのマイナー志向と、往年の隠れた名曲を発掘してくる才能を考え合わせれば当然のことではあるが、この開き直ったかのように雑多なコレクションには虜(とりこ)になりそうな魅力がある。セリフの抜粋が耳障りではあるが(あまり出てこないのが救いだけれど)、あとはサンタ・エスメラルダの堂々たる「Don't Let Me Be Misunderstood」をはじめとして、珠玉のようなチューンを楽しめる。
スライド・ギターがさく裂するチャーリー・フェザースのクールなロカビリー「That Certain Female」あり、ルイス・バカロフによるマカロニ・ウエスタンのテーマ曲あり、ウータン・クランのRZAが怒鳴りつけるようなラップを聴かせる「Ode To Oren」ありと多彩な内容だ。聴く耳のないリスナーにはおすすめできない。しかしながら本作は、教科書のルールをことごとく破り、何の脈絡もなく楽曲を配置しているにもかかわらず、驚くべきリスニング体験を味あわせてくれるのだ。(Christopher Barrett, Amazon.co.uk)
タラちゃんセレクト★
★★★★★
作品/本編はB級度バリバリ(笑)、オマージュともろパク寸前で(・o・)…酷評が目立ちますが、このサントラ盤のセレクトセンスには誰も文句ないのでは??。個人的には、毎回「この場面で、この曲を使うかぁー?(*_*)スゴイ!」と感嘆してしまいます。布袋サンなんて、マジにこの曲でワールドワイドな活躍(もちろん以前から名前やプレイは有名ですが)&世界中の番組やCMで使われる様になったキッカケの1本。買いな1枚です♪
映画のシーンを彷彿とさせて良かったですw
★★★★☆
任侠映画の独特のサウンド感を洋風に味付けした感じが新鮮みを増してとても良かったです。
映画の強烈なシーンを彷彿とさせるサウンドトラックでした!
オススメです!
昨日はWOWOWで「タランティーノ祭り」でした。
★★★★☆
1曲目の「バン・バン」から、タランティーノ全開です。
布袋様のギターがうなります。
そして、梶芽衣子。
日本独自でない、(おそらく)国際使用のジャケットには、「修羅の花」の歌詞の英訳が印刷されているのですが、日本語直訳とは若干異なっていて、最後には収監されてしまっています。(苦笑
どれも個性を放ちながら輝いている
★★★★★
さんざん映画のDVDを見たからかもしれないが、このサントラ
で映像なしの音楽だけで見るとこれがまたなんとも心地よい。映像
はたしかに、残虐なシーンもあるが、音楽だと心からリラックスで
きる。音楽の方がいいのかも。
のりのりー うはうはー
★★★★☆
タランティーノのKILLBILLそのものをどこでも味わえる逸品ですね。
いろんなジャンルのサントラとか掘り起こしてきてまとめてるんだけど、これがまたいい感じ。つまり、違うタイプの曲なのに全部はまってます。
映画自体が賛否両論みたいなので、このサントラも同じくして分かれるかもですね。嫌いな人もいるということで、一つ★を減らしただけです!