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Noam Chomskyノーム・チョムスキー

価格: ¥1,050
カテゴリ: 単行本
ブランド: リトルモア
Amazon.co.jpで確認
ヒトの在る意味 ★★★★★
何といってもまず表紙がいい。
無人の居間を映し出している。
何気なさ過ぎるほどの日常風景だ。
都会の朝を写すテレビ
幼児用の椅子も一脚おかれたダイニングテーブル

テーブルの上には朝食が用意されている。
でもそこに「人」はいない。

これから始まる一日を象徴的に切り取った風景でありながら
そこにあるのは「報道」の画面にしか過ぎず、
話し、考える主体の存在はないのだ。

この本はチョムスキーの行った講演やインタビューをピックアップしたもので、全てがわかりやすい口語体(さすが鶴見俊輔)
チョムスキーのラジカリティが平易なことばで語られており、十分な説得力を持つ。

もう一度考えよう。あなたのすぐそばにテーマはある。
シンプルでありながら力強く問いかけられた気分になった。
安価ではありますが、決して「安価な本」ではありません ★★★★★
 些細な注文を…
 監修:鶴見俊輔とありますが、監訳ではありません。訳者名は見当たりません。本名でなくてペンネームでも明記して欲しい。ただし、翻訳の度に異なるペンネームを使用されたら、名前の意味がありません。
 1,050円と安価ではありますが、決して「安価な本」ではありません。是非、ご一読を。
 内容は本書と同じようなものですが、「チョムスキー9.11 Power and Terror」 というDVDも併せてお薦めしたい。チョムスキーの穏和な人柄と強靭な意志が印象づけられます。
 「和書」「チョムスキー9.11」でサーチして下さい。「和書」の中に入っております。
チョムスキー、その人とその考えを知る ★★★☆☆
自国(米国)の政策に批判と疑問を投げつづける知識人
ノーム・チョムスキーのいくつかの講演記録と
彼に対する質疑応答集のようなものです。
講演のテーマは:
1.アメリカの軍事・人権・社会保障
2・未来の奈落をのぞく
3・アズミ・ビシャラ氏の話
でした。
それぞれ、彼の豊富な情報により、アメリカが何をしてきたのか

一般に理解されているのとは違った、新たな見方を私たちに与えてくれます。
彼は単にアメリカを批判したいのではなく、強国が陥りやすい
構造を、その問題点をたどって原因を改善すべきだと考えています。
資本主義社会では、政策も当然のごとく利害を考慮して実行されています。
その中で、人間の最低限のモラルはどう考えられるべきなのか、

そんな疑問を投げかけている気がします。
最後に有名な言語学者である彼に、
言語学と政治への関わりを質問していて、
それに対するチョムスキーの返答が興味深かったです。
一見、何の関係もなさそうですが、彼の中では
根底で、2つはつながっているのです。

知ること、無関心にならないこと ★★★★☆
チョムスキーを知ったのは、映画館であった。映画9・11チョムスキーの予告編、僕は熱のこもった公演の模様や公演後の観客の反応、そして何よりもアメリカにもNOと叫んでいる知識人がいることに驚いた。そこで入門編としてこの本を手にとった。表紙も大げさなものではなく、チョムスキーのスタンスを良くあらわしていると思う。ニュースなどを見て僕らが真実と思っているその裏側では情報操作、PRなどなど、このまま目をつぶって、耳を塞いでしまいたい気にもなるけど。本書を読んで先ずは知ること、無関心にならないこと、そんなことを少しだけ分かった気がする。
チョムスキーさんの人柄が分かる本 ★★★★★
出版社は違いますが、「アメリカが本当に望んでいること」を読んだ後に
この本を読みました。
「アメリカが・・・」は歴史など基本的な背景を理解するに良い本でしたが、
こちら、その名も「ノーム・チョムスキー」は、9月11日以降の彼の考えと
米国民の反応、そしてチョムスキー氏の人柄を知るに良い本だと思います。

講演会の聴衆(アメリカの一般市民です)とのやり取りではユーモアが感じら
れますし、インタビューへの答えには、率直で誠実で優しい人であることが見
て取れます。

日本人の映画監督がチョムスキー氏の映画を撮るために取材し、そこからこの
本が生まれたんだそうです。
この本の中でもチョムスキー氏の近影を見ることが出来ますが、「反骨の知識

人」という評判とは裏腹に、とても穏やかそうで、優しく、知的な人です。
しかし、柔和な方だからこそ、米国の横暴さに虐げられる人々に心を捉えられ
たのでしょうね。

激しく怒りを爆発させ、勇猛果敢なように振舞うのではなく、平静に、屈する
ことなく、揺るぐことのない信念を持ち続けることこそ本当の強さだと思います。

なかなか難しいことですが、少しでもチョムスキーさんにあやかりたいものです。
頭がだいぶ足りないけど(笑)。