この妊婦向けのヨガ・ビデオの最も良い点は、妊娠初期、中期、後期向けに、それぞれ手本を見せていることだ。インストラクターのシヴァ・レイが初期の妊婦向けのストレッチとエクササイズをやって見せ、2人の妊婦が中期と後期向けに加減したものを見せる（さらに2人は違う色の服を着て、見分けやすくしてくれている）。そのおかげで、家でエクササイズをしている人たちが、特に動きにくくなる妊娠後期にこの動きはちょっとと抱く不安をとりのぞくことができる。穏やかなナレーターによる指示で、レイとアシスタントたちはヨガブロックや椅子を補助に使い、視聴者たちの30分間にわたる瞑想的なストレッチの練習を手伝う。彼女は続いて、ランジ、アーチのポーズ、子どものポーズ、棒のポーズといった16分間のフロアワークを行い、すべてのポーズで必要な調整も見せる。締めくくりは4分間のガイド付きリラクセーションで、おなじみの仰向けの姿勢だ。妊娠中期の女性は横向きで、後期の女性は横向きで片脚を椅子にのせて行う。レイは、それぞれの時期に合わせて調整したポーズを収録することで、妊婦が全妊娠期間、そしてもし妊婦自身が望めば出産後も続けられる柔軟性を持ったビデオに仕上げた。（Kimberly Heinrichs, Amazon.com）