とりあえず、お疲れ様ですと言いたい。
★★★★☆
「今までやりたかったけど出来なかったことを片端からやってみる」
胸のすくルポ。
会ったばかりの人とカラオケに行く、とか。
公園で子供と遊ぶ、とか。
とにかくすごい。笑えます。
そのガッツとファイトに乾杯。
私なら、表題ネタにもトライできません。看過します(笑)
全部成功じゃなくて、
厳しいな・・・って思わせるのもあって、
いやいやどうしてなかなか。奥が深い〜。
ただ・・・
料理に不味いと言う・・・ってのはなあ。
もう行かなきゃいいじゃん。。って思って。
著者の勇気が伝わってきた
★★★★★
おもしろかった。文章も軽快で固い感じがなくスラスラ読めた。電車でマナー違反に注意する、食べ物屋でまずいと指摘する、他人に鼻毛が出ていると指摘するなどなど、読んでいるこちらがまるで現場にいるような臨場感があった。特におもしろかったのが高校時代に好きだった女性に告白するという話。お互い結婚してい何をいまさらと思うのだが、別に下心があるわけではなく、単にすっきりしたいという気持ちだけで行動に移したのは本当に勇気が必要だと思う。読んでいるこちらにも著者の勇気が伝わってきた。
誰もが思っていてできなかったこと・・・
★★★☆☆
気になっているけど、恥かしいから出来なかった・・・というエピソードに著者が体当たり!軽く読めて笑いがいっぱい。やや気弱で、細かい気配りを忘れない著者に好感がもて、「頑張れ、あとちょっと・・・」など勝手に応援したくなる。ウケを狙っているのと、企画のために頑張っちゃった、というテレビ仕立ての作品。
ストレスがたまったら、息抜きに最高の本
★★★★☆
著者自身が心にひっかかって仕方がない事柄に対して挑戦する、プチ突撃取材的なエッセイ集。
タイトルにあるように、普段気になっているのになかなか実行に移せなかった事を実行し、その前後における著者自身の心理状態や、実行した結果についてありのままに書かれている。読者に気軽に語りかけるような、肩に力の入っていない文章で構成されている。誰にも身に覚えのあるようなエピソードばかりで、非常に共感できる部分もあり、そうは思わないよ、という部分もありで、読者によって感情移入するところが異なると思われるが、著者を嫌いになるような読者はほとんどいないと思う。
著者はフリーライターである自らをだらしない人間と評しているが、日頃細かいことに注意を払わず、というよりは見てみない振りをしている生き方よりも、素直な人間性が現れていて好感が持てた。笑いながら気軽に、しかも一気に読めた。ためになるかどうかは別として、個人的には多くの人に読んでもらいたい一冊。
ためになる本ではないが
★★★★★
「うわ、さすがに力が入っていないな」とは、解説の えのきどいちろう氏の言葉。思わず、うんうんと頷いてしまった。
ということで、この本を読んで、是非とも人に勧めたいとか、ためになったとかは全くありません。でもたわいもない目的のため、リスキーさに逡巡しながらあれこれと試みる著者と相手の反応が楽しい。
やっばり北尾トロは体当たり実践ものが面白い。50歳になるだろう来年辺りはどんなことをしているのだろうかと期待する次第。