先ず最初はロッキングオンの特集を見て「おえっ」。次に、ブ〇クオフで見つけて1ページ見て「あべし」。
何ですかね、今でもニルヴァーナはよく聴くし、
別にカートは自分のアイドルでもないし。
アーティストとしては大好きだけど。
やっぱり自殺した人間の日記を読むって気持ち良くない。
自分が気にし過ぎだけかも知れないけど、
好奇心だけで読むのは絶対止めた方がいい。
自殺って良くない。
その人の事を、純粋に話せなくなっちゃうもの。

まず、カートの写真等は一切なく、極力シンプルに、
あくまで文章を読ませるという事に拘った装丁は
素晴らしいです。

内容は、アンダーグラウンドなカルチャーをこよなく
愛する青年が、思いつくままに書き殴ったアイディア帳
といった体で、そこに1000万枚以上を売り上げたロックスターの
面影は全くありません。

だから、尚更に悲しくなるんですよね。
あるいは他の人生もあったんじゃないのかなと。

余談ですが、一気に読み終えた後ふと、
「他人に日記を読まれるって気分よくないなぁ」と後悔。
すんません。かといって捨てるわけにもいかず、本棚の
端っこに封印する事にしました。

『journals』、カートの死後から約10年を経てやっと出たという印象でした。届いた時にずいぶん厚い本だと言う印象でしたが、デザインがすっきりしていて本棚で静かな存在感を放っております。内容はカートの直筆日記を網羅しています。

あんな音楽を演奏した人がどんなことを日記に書いていたんだろうと、どきどきして読み通しました。いたずら書きや殴り書きを見る度に人の秘密をこっそりのぞきみているようで、これを見てしまって良いのかなという気持ちになります。何度も読み返して、その度に色々な印象を受けます。『journals』読んで、歌詞を見るとカートの表現の過程が垣間見られる気がします。

『journals』、カートの死後から約10年を経てやっと出たという印象でした。届いた時にずいぶん厚い本だと言う印象でしたが、デザインがすっきりしていて本棚で静かな存在感を放っております。内容はカートの直筆日記を網羅しています。

あんな音楽を演奏した人がどんなことを日記に書いていたんだろうと、どきどきして読み通しました。いたずら書きや殴り書きを見る度に人の秘密をこっそりのぞきみているようで、これを見てしまって良いのかなという気持ちになります。何度も読み返して、その度に色々な印象を受けます。『journals』読んで、歌詞を見るとカートの表現の過程が垣間見られる気がします。

何度か本屋で目撃して購入しようか悩みました。どうしても中身を見るのが怖くて…何度も本棚から取り出したり戻したり…。ある日，気持ちの整理がついていたようで本棚から取り出しレジまで行けました。しかし，数日間，日記を開くことが出来ませんでした。数日後，とても複雑な心境で日記をめくりはじめました。書きなぐったメモやイラスト…。最愛の人が亡くなり数年後に昔撮った映像を観るとき，こういった心境になるのでしょうか？悲しみが前提にありつつ微笑んでページをめくっていました。KURTファンにお勧めできるかはどれだけKURTファンであるかで変わってくると思います。KURTファンであればこそ，そっとしておいてあげた方がいいかもしれません。