TVではちょくちょく見てました。

確かに表現のバリエーションが豊富で、とても面白く、「あ、こういうやり方もあるのか」と
勉強になります。

全部の作品をオンエア時に見たわけではないので、DVDが出たら購入しようかなと
思っていましたが、どうやらすべての作品が収録されているわけではないようですね。

できれば、近い将来、ブックレットなどのついた完全版BOXで再発売してほしいものです。
（購入した方には申しわけありませんが。）

今年、コメディー部門で国際エミー賞を受賞した作品です。しかし、話の内容はコメディーと言うよりはブラック・ユーモアなものが多く、ゲラゲラ笑うと言うよりニヤリとするものがほとんどです。ただし、中にはそれほどおもしろくない話も含まれていて、すべてがよかったとは言えません。むしろ、素晴らしいのはアニメーションです。こんな表現方法があったのかという驚きにあふれています。短編だからこそ成り立つ表現方法かなと思いますが、一見の価値ありです。

十分1万円の価値はあると思う。1話1話全ての作品のクォリティが非常に高いです。
しかし、過去に放送された作品の一部が収録されていなかったのは少し残念でした。その中に自分の好きな作品もあったのでどうせだったら全部入れてほしかったです。でもその反面10時台の時以前の「プレゼント」などの作品も収録されているので、欲しいと思った方は是非購入してみてはいかがでしょうか。

お気に入りの話が入っていないので、悲しいです。
DVD未収録の中にも、美しく素晴らしい作品はたくさんあるのに…

ホッチさん…

続編希望です。


作品自体は、原作のイメージを壊すことなく映像化されたものばかりで、結末を知っていても、最後ににやりとしてしまう。
ドラマ、パペット、アニメ、様々な手法が光ります。
はまります。





以下はちょっと長いです。



ブックレットは表紙含めて16ページで、各作品の写真とタイトル、出演者(放送時にはエンドクレジットで表示されなかった部分も含まれています)、作品に携わった方のお名前が、そして星マリナさん、ディレクターさん、制作統括さん、クリエイターさん方のコメントが書かれています。

クリエイターさんのコメントは、パンダグラフさん(代表の井上仁行さん)、田辺富士男さんのみ…
しかもお二人で1ページ……

作品紹介のページがゆとりを持って多く、それならもう少し、クリエイターさんのお声を集めて欲しかったなぁと思います。



ちなみに…
一枚が30〜40分ほどで、ちょっと短く感じるかもです。
作品群にすごく引き込まれて次が楽しみな時に、あ、もう終わっちゃった…となったり。
小説のように、一冊にたくさん入っている訳ではないので…

ただ中身が濃い作品ばかりなので、満腹感は確実に得られます。
とても贅沢です。

内容と出来の良さは保証するぞ。
毎週、放送をエアチェックしていたからな〜。
星新一作品のエッセンスを上手に表現している。
中には、なかなかの力作もある。
物語とはこう作るのかと感歎しちゃうぜ。

でも、あまりに高いぞ。高すぎるぞ。
コレクターズ・アイテムにしてしまうにはあまりに惜しいから☆４つ。