超攻キング×天然プリンス
★★★★★
昔、雑誌を買っていた時に読んでいました
受けがナヨナヨしてなくて
ある種の男っぽさがあって好きだった記憶が・・・・
題名と「プリンス受け」が気になって購入
BLの王子と言うと
絶世の美青年で線が細くて
キラキラしていて女より輝いてる・・・
みたいな幻想がありますが〜
そこは藤崎先生のプリンスなので
微妙に男らしさがある
受けって感じじゃなくて
女相手にちゃんとできそうな雰囲気のある
今風の美形が受けです
なので大学生してる「プリンス」は普通にかっこいい
な・なのに・・・・
キングといる時は乙女!?
天然!?ツンデレ!?っと
何とも言えない可愛さを見せてくれるんですよ〜
そのギャップにやられたぁ
キングも超攻タイプで
女も男もメロメロになる威厳ある男
なのに、その実プリンスにメロメロすぎる様子が
溜まらなくいいんです
ガッツリやっていますが
ジットリしていないので
エロエロしさは感じません
・・・・・門地先生のが描写が抑えてるけどエロいかなぁ
キングが立ってるだけで
キングとしてのオーラーを感じる
すごく絵が巧いわけではないですが
エピソードやモノローグをたくさん要れずとも
こういう絵で納得させちゃうのはいいですね!
プリンスの男っぽさと可愛さも絵で楽しめます
(酔っ払った時は可愛い)
前作知らずに買ったけど、ちゃんと前も読みたくなりました
ショートで書かれているカイザー×ホストも
ちゃんと一本で読んでみたいなぁ
先輩・カイザー登場!!
★★★★☆
藤崎こう作品は、大抵容姿端麗成績優秀な超エリート攻が、
彼に対してコンプレックスを何かしら持つ受けを翻弄し
エロ度が高く、キャラはセレブ…というワンパターンな漫画が多い。
そんな中、「いつもとちょっと違う…」と淡い青年同士の恋愛模様
にちょっと切なくなったり、羨ましくなったりするのがこの
「キング&プリンスシリーズ」である。
大学構内で「貴公子然としたキング」と称され畏怖される隼人と、
高校時代からの悪友で「中性的なやんちゃプリンス」として
愛される人気者敦は、隼人の長い片思いを経て現在では親友兼恋人。
だが無口ながらも一途で熱烈に敦を恋い慕う隼人とは対照的に、
童貞でまだまだ本当の恋愛感情に覚醒していない敦の間には微妙な距離感。
そんな時、2人の先輩で敦を可愛がっている「卒業生・カイザー」榊原が登場。
2人の間に彼が入ってきて…。
「獣シリーズ」よりも地味だが、主役コンビがまだピュアで、普通の青年らしさが
瑞々しくて好感が持てる。
隼人のひたすら敦を愛する姿には感動すら覚える。ぜひまた続編を期待したい。
また読みきりで、ハーレムの王子と彼を抱く奴隷のミニストーリーと、
カイザー榊原の日常を描いた短編も有り。いつもながら絵柄は都会的だし、
コマ割りも見やすいし、気楽に読めるボーイズラブとしてならおススメ♪
濃厚です。
★★★★★
濃厚なシーンが多いですー。
藤崎先生の作品では普通なのかな?よくわからないですけれど。
私はいきなり「+カイザー」から買ってしまったのですが、
前作「キング&プリンス」を買わなくても大丈夫な感じでした。
買おうと思っていますけれど。
1話目は、『プリンス、キングに対する気持ちに気付く』編ですね。
プリンスの「キングのことをあまり考えたことがない」という発言に
キングが拗ねてしまって、しばらく距離を置かれます。
キングのお部屋でご飯を作って待ってても帰ってこないし、
それにいらいらと不安定になってしまい、
プリンスが、自分の気持ちに気付くところが好きでした。
2話目は、『プリンス、素直になりたい!』編。
自分の気持ちに気付いて、せっかく両思いでも、
なかなか素直になれないことに悩んじゃいます。
そこにOBのカイザーの登場で、悩み相談に乗ってもらいます。つか、のろけを聞いてもらう?
聞いてもらえることが楽しくて、よく飲みに行ってると、
キングがやきもちを焼き、ちょっとケンカになります。
そのあと、カイザーの部屋で泥酔したところにキングが迎えに来る…と。
カイザーのうまい誘導で、泥酔状態で念願のいちゃいちゃ(おぼえてないんですけどね。)
そこで「おれはキングのものだもん」っていうプリンスの表情はすっごくキレーですよ。
ま、その後カイザーがキングにアドバイスしたりして、
このあとも二人はラブラブだろうな〜と思うお話でした。
ちなみにおまけ話で、カイザーはそれまで女性しか相手にしてなかったのに
男の子に目覚めちゃってます。
もてもてプリンスが普通に悩むのがかわいかったので☆5つで。