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不肖・宮嶋撮ってくるぞと喧しく! (祥伝社黄金文庫)

価格: ¥650
カテゴリ: 文庫
ブランド: 祥伝社
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若き日の宮嶋氏の奮闘ぶり ★★★★☆
 カメラマンというバッタ稼業は、狙われるほうからしたら良い迷惑である。というか近寄らないで頂きたい存在であろう。
 しかしその職を天職として活躍中の不肖・宮嶋氏の若き日の物語である。今でこそ、コソボ、ユーゴ、モザンビーク、と紛争地域に単身侵入して衝撃的な写真を撮る身であるが、若い日は仕事を選べない。今でも選べない場合があるかもしれないが、、、。
 編集長に行けと言われれば、ドラマロケで女優の乳首を狙う、大学受験する三田寛子を同じ受験会場から狙う、拘置所のなかのオウムの松本を首都高から狙う。若さ故の過ちというか大胆不敵さがユニーク。
 狙われた罪のない方には申し訳ないが、取材の苦労には笑わせて頂いた。
不可能を可能にする男。それが不肖だ ★★★★☆
平成十三年発刊のアホでトホホな呆道カメラマン血風録「不肖・宮嶋の天誅下る
べし!」の改題文庫化。彼はターゲットを選ばない。クライアントの求めには、いか
なるミッションも受けて立つ。ある時は芸能人、ある時は覆面ベンツ、またある時
はディズニーのキャラ。神出鬼没、艱難辛苦、ここまでやるかのカメラマン稼業。
体裁も尊厳もかなぐり捨て、不可能に挑戦しつづける男、不肖・宮嶋ここにあり!

そんなわけで、フライデー・週刊文春時代のスクープ写真と共にお送りする彼の
活躍記録11編が収められている。面白かったのは「愛人マンション張り込み記」。
巨人のクローザー角三男投手が、某マンションで愛人と同棲しているとの情報を
つかみ、玄関から出てくる二人を撮影しようと車内で待ち構える。レリーズを握り
しめ、いざ来い!とばかりにファインダーを覗いていた彼を襲う突然の尿意。それ
から先は本書を読んで下さい。腹を抱えて笑いました。他にも「不肖・宮嶋南極
観測隊ニ同行ス」で書ききれなかった南極行の際の"例のウラ話"もありの一冊。
要注意!! ★★★★☆
 宮嶋茂樹の『不肖・宮嶋 撮ってくるぞと喧しく!』と『不肖・宮嶋の天誅下るべし!──写真に嘘は写らんど!』は同じ内容をもつ本である。

 文庫版の『不肖・宮嶋 撮ってくるぞと喧しく!』は、四六判の『不肖・宮嶋の天誅下るべし!──写真に嘘は写らんど!』を改題したものである。文庫化にあたって、文庫版まえがき、あるいは文庫版あとがきなどは付されていない。だから、題名、表紙、版型以外には何も変わっていないと言うことになる。逆に言えば、同じ内容の本でも、題名と表紙を変えてしまえば、外見的には別の本になる(見える)ということである。(文庫化にあたっての改題については、一応、とびらページの裏にその旨記してあることを明記しておく。)

 ともあれ、だから注意しなければならない。『喧しく』をもっている人は『天誅』を、『天誅』をもっている人は『喧しく』を、買ってはいけないのである。

※内容に関しては他のレヴュアーに同意。

ナイスお勧めん ★★★☆☆
いつも宮嶋さんの本を楽しみにしてます。
うんちょす。今はバグダッドにいるみたいですが、
無事に帰ってきて欲しいです。
人間であるまえにカメラマン ★★★★☆
不肖・宮嶋氏の著書はどれも興味深いものであるが、この「撮ってくるぞと喧しく! 」も十分に楽しむことの出来るものだ。編集長からの無理な要求にプロとして応える様はカメラマンでなくても「プロフェッショナル」のなんたるかを感じ取ることができるだろう。内容は比較的軽いものなので一気に力まずに読める。