とんでもないデフォルメだし、チェリビダッケとしては必ずしも出来の良い演奏ではないかも知れないが、これに慣れてしまうと運命の動機が聞こえないブラ1が物足りなくなる。それぐらい印象的な演奏。
ドイツ・レクイエムについては言わずもがな。ハーモニーを大切にした美の極致が堪能できる。