芸能界のアイドルではなくロボット“iDOL”のマスタープロジェクト・オーディションに合格した春香(井口裕香)や雪歩(堀江由衣)たち少女の活躍を描いたSF青春ロボットTVアニメーションのDVD第3弾。第6話「高度二万米」インベルを奪還しようとするトゥリビアータの千早(清水香里)とリファ(ゆかな)の罠に陥る春香。訓練が順調で少し過信していた彼女の奢りが危機を招く! 第7話「ただいま。おかえり。」は、そんな春香の傷心と再生が描かれる。幼い日のトラウマもちらり覗かせるのも興味深いが、ラストでの伊織(田村ゆかり)の意地っ張りな心遣いも嬉しい。第8話「コンペイトウ夜話」は一転して、モンデンキントJPのクルーが南の島へ慰安旅行。一見、水着サービスの番外編のように思いきや(雪歩のナイスバディは意外!)、ここでiDOLと人類の出会いが語られる。後半の春香とインベルの深夜デートも感動的だ。ついでに、最近蚊帳の外気味なやよい(小清水亜美)も、久々に笑えるコスプレを披露します!(増當竜也)
第6話は星5つの価値あり
★★★★☆
原作(ゲーム)ファンの方には非常に不評のこのアニメ。評判悪いのできっとつまんないアニメだと思って遠慮している人もいるのではないでしょうか?
でも、それはもったいない、原作とはあくまで別モノです。普通に面白いですよ、いや、それ以上です。
私は某動画サイトでアイマスをしってから、アニメを観ましたが、変な先入観なしで観れば、なかなかよく出来たいいアニメですよ
あのサンライズ製作だけあって、メカバトルは重厚感あります。作画レベルも安定してます。「やっぱりロボットアニメはこうでなきゃ」と80年代にサンライズのロボットアニメを観て育ったは私は素直にうれしいです。
特に第6話は神回で、脚本、演出、作画、メカバトルの迫力などどれも一級品の出来ばえ!!年甲斐もなく思わず夢中になって見入ってしまいました。お金を出してでも見る価値があります。
アニメファンなら観ないのは実にもったいない。オススメします(もちろん1話から観てください。そのほうがより堪能できます。きっと6話以降も気になってみてしまうと思いますが)
少女とロボの歩み合い。
★★★★☆
6話「高度二万米」
物語的にはあまり強く語られていませんが、iDOLたちの持つ不思議パワー「慣性制御」について触れられている。
そして、数話ぶりの本格戦闘。
ヌービアムの黒のボディとその余裕な戦いぶりに思わず手に汗握る。
インベルは私のものと言いつつも徹底的に痛めつける千早のちょっとそれ違うんじゃない的愛情がこの時点ですでに顕著に。
ぼろぼろになりながらも、インベルとともに戦おうとする春香の心意気も好感。
7話「ただいま。おかえり。」
傷ついた春香とインベル、すれ違う二人、去る春香、追わないインベル、憤る伊織。
前話の戦いを引っ張らず淡々と描いていることに賛否両論ありますが、
とあるトラウマを引きずる春香に、インベルがとった行動とは――
静かに始まるEDが沁みる。
8話「コンペイトウ夜話」
仕事のため南の島やってきた春香たち。
水着の女の子たちがキャッキャウフフするエピソードに見せかけつつ、
あずさの口から春香へ語られるiDOLの正体、
徐々にインベルに興味を持ち始める春香、と押さえる所は押さえています。
その他、●REC、カニデレなど、この作品には珍しくさわやかに幕を閉じたエピソードでもありますw
特典映像は雪歩と真による「小麦色のマーメイド」
二人ともところどころで「本性」をあらわしていますw
磨耗する気持ち
★★★☆☆
バンダイナムコゲームス「THE IDOLM@STER」原作の
TVアニメ『アイドルマスター ゼノグラシア』第6〜8話を収録したDVD3巻です。
アイドル育成ゲームをサンライズが大胆に脚色し、近代日本の世界観の中
「舞-HiME」「舞乙ーHIME」を彷彿させるメカと美少女のリアルな融合が魅力的です。
第6話「高度2万米(マイル)」★★★★★
アイドル(メカ)が高度2万マイルから地表へ激突!?操縦者、オペレーターとして
成長する彼女達の隙を突く、敵の基地へのハッキング、ドロップの偽装戦略の巧さが冴えます。
特に大気圏と地上を行き来する大気の震動、地上への物理的影響など
メカ作画の巨大感と重量感の演出が抜群に格好よく決まっています。
ただのドロップ迎撃任務から突然の死闘へと転がる急展開に緊張しっぱなしでした。
第7話「ただいま。おかえり。」★★★☆☆
任務は失敗に終わり、傷だらけのままの春香の憂鬱と怯えが描かれています。
第5話にも似た雨や曇り空と共にオーケストラ調のゆるやかな楽曲が彼女の心の
片隅に残るトラウマをじっくり演出しています。しかし、どうもアイドルの心の存在が
当事者達の思い込みのように感じられ、こちらにうまく伝わってこないのが残念です。
第8話「コンペイトウ夜話」★★★☆☆
インベルの機動実験を兼ねて南の島でゆるりと過ごす閑話休題です。
その存在の起源にせまる謎めいた部分も語られ、物語の流れがわかりやすく
なってきたように感じられます。今回は海と水着に温泉でサービスカット満載。
雪歩や真の意外な一面もちらり。でも、こんがり焼けた伊織が全部いい所を
持っていってしまった気が・・・。アイドルに激しくアピールする春香はなんか違和感ありです。
インベルは春香の夢を見るか
★★★★☆
春香とインベルの関係がより近くなる巻です。春香はインベルに対して、恋愛感情に近い想いを寄せていると言っても過言ではないでしょう。それは、インベルに対しても同じことが言えます。お互いを知り、分かりあおうとする場面がいくつか見受けられます。第八話での春香が自分の水着姿を皆に見せるのが恥ずかしくて上着をずっと羽織ったままでいて、それを指摘されても脱がなかったのに対して、インベルと一緒になった時には恥じらいながらも自分の水着姿を見せた行動は、それを物語っていると思います。今までの搭乗型のロボットアニメで、ロボットとパイロットとの間に友情らしきものが芽生えるということはあったと思いますが、ロボットととの恋愛というのは、今まで無かったような気がします。普通なら少年との恋物語が進むのでしょうが、今回はその少年がインベルなのでしょう。ロボットに恋する少女という設定は、とても新鮮な気がします。