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太陽のパスタ、豆のスープ

価格: ¥1,470
カテゴリ: 単行本
ブランド: 集英社
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すがすがしい作品 ★★★★★
主人公の明日羽を自分と重ね合わせて読んでしまいました。 明日羽はどこにでもいそうなごくごく普通の女性。 ただ結婚を真近にして、婚約が破談になってしまう。 順風満帆だったはずなのに。。 きっと、明日羽と同じくらい年齢の人なら一度は感じているだろう、焦りや不安。 明日羽が少しずつ変わっていく姿が勇気をくれます。 私も自分にとっての‘豆‘を見つけたいと思いました。
わたしが選ぶもので、わたしは作られる ★★★★★
「わたしが選ぶもので、わたしは作られるんだ――」

帯にあったフレーズをみて、即購入した本。

この言葉、以前某車のCMで使われていて、シンプルながら深いなーって、自分のなかで大切にしてたコトバ。

題名も好みだし、これはわたしが求めてた本!と読んでみると、本当に求めてた通りのものでした。

毎日仕事で遅くに帰宅。台所が狭くてご飯すら炊かなくなり、ずっといろんなモヤモヤと一緒に生活してたけど、この本をきっかけに「私、このままじゃいけない!」と、引っ越しする決意ができました。
台所の広い今の家は、大のお気に入りです。

基本的なことだけど、自分のために自分でご飯をつくることって、とても大切で、尊いこと。

自分がいとおしくなります。あなたは尊い、いとおしい存在だと感じさせてくれる本です。
元気がもらえる ★★★★★
婚約破棄されて奈落の底の明日羽が、周囲の人々に見守られながら徐々に立ち直っていく。
その過程で「漂流者のリスト」の意味が少しづつ見えてくる。
落ち込んだときに元気をもらえて前向きになれる一冊です。
ごく普通の日常生活を描きながら、読者を引き込んでいく作者には、相当な実力を感じます。
心に染み入る話 ★★★★★
人生において、失敗というかつまづきというか、そんなことがあったときは自分がわからなくなるものだと思います。ネガティブな感情を持ってしまったり、自分に自信がなくなったり。そんな主人公が少しずつ立ち直っていくというストーリです。

感動的な文学作品とは言いがたいですがどれも自然でよくある日常の話を淡々と容易で平凡な言葉でつづったというイメージです。絶好調とかのときではなく、いろいろあってちょっと疲れたかもってときに読むと、癒されると思います。
サブキャラクターがややエキセントリック過ぎるか? ★★★★☆
名作『スコーレ No.4』の作者による四冊目の作品集。
この作者の特徴である、何か(以前の作品では仕事や合唱)に
打ち込むことにより自身の再生を図る、というベースラインを踏襲。
本巻のテーマはタイトル通り「食」。

物語を引っ張るサブキャラクターが今回、
ややエキセントリック過ぎる点が辛い。

ただし繊細で優しい宮下節と、揺ぎ無い眩しい希望が
ラストを飾るストーリーラインはもちろん健在。
(でもやっぱり表紙絵は日端奈奈子がこの作者にはいいなあ)