作者も半分趣味で書いている、格闘巨編、餓狼伝。
第７巻は、北辰館オープントーナメント決勝から始まる。
姫川勉（空手）ＶＳ長田弘（プロレス）
古き良き梶原一騎テイスト溢れる顔合わせだ。
しかし、そこには両者カウントアウトも、立会人の権限での延長戦もない！
ついでにユセフトルコもいない！
がっ！！
ジョー○口さんはいたりする（秘密）
しかも、決勝戦の、その後に、更なる盛り上がりが！
ライブでのアンコールみたいだ。Ｊガイルズバンド並みにサービス精神満点。
どこまで続くんだこのアンコール、と思わせる。
試合の描写も凄い。
闘っている片方の、１人称で描いていくのだ。
記憶が飛んで、過去の記憶が断片的に出てくるシーンなど、
さすが、と思わせる。

後半では、新章へ。
葵三兄弟と梅川丈二が登場する。