今作の深い森は、精神の深みに案内してくれるよう
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この母性的なうたごえは、まるで星明りの下のおとぎ話のように、温かいフレーバーです。そこから今作は始まります。途端に私は彼女の虜になりました。
彼女というエネルギーのフロウの強い存在感、或いは休符における緊張感は、常に空間を支配しており、声の呼吸にあわせてひきこまれる引力があるのです。これがそのままKEIKO LEEの掴んで放さない魅力だろうかと思います。無駄に叫ばず、飾るわけでもない、低空飛行で真っ直ぐ飛んでくる思念は、こころの底の方へ直接コミットするようです。それは同時に他の楽器たちにもひとつの道標を作り出し、スイングが彼女の声に乗じて引きだされたり、彼女の声が通った後の道に残るキラキラした星屑として共鳴を始めるんですね。まるで魔法がかかったように。
他の音たちは、彼女の声を最大限に魅せるよう、シンプルな様相に控えてあります。ソロパートそれぞれも思慮深い演奏です。一方12「ホワット・ア・ワンダフル・ワールド(弾き語りヴァージョン)」は歌声という楽器が他のどの楽器よりもエモーショナルで、細部に宿す音まで奇跡的だということを感じました。雰囲気を作って歌うような、表面的なレベルでは真似できない、リアルな音です。何回も何回も聴くうちにますます味わい深くなるメロウさがあるのです。
今作では「どっぷり」ということばが最も残る作風です。どっぷり声の森に迷い込めるので、予めその時間をつくって聴きたくなる一枚でした。
ワルツ・フォー・デビー
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この曲の英語バージョンを初めて聴きました!
歌詞を見たくて購入してしまいました☆
かなりスローなバージョンも初めて聴きました♪
keikoさんにピッタリな感じです!
ウィズ ストリングス!
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今となっては、彼女のとって過去の作品としか言いようがないのでしょうが、僕は好きですね。まずギル・ゴールドスタインと吉田次郎さんのアレンジが凄い。また、ストリングス(スウィングしていて凄い!)に乗って歌うケイコさんの歌声がホ-ンライクで、音色は違いますがトランペッターがソロをとっている感じで歌う、そのフィーリングが良いと思います。また、ソロをとっている方々がとにかく凄い。ジミー・ヒース。"April in Paris"のテナーのソロは必殺の説得力。順番戻りますが、"Goodby Pork Pie Hat"での、ケニー・バロンの浮揚感のあるピアノソロは聴けばのけぞります。そして"Human Nature"での五十嵐さんの強烈なミュートでのソロがひときわ目立ち、終わり方もマイルス!的なエンディングであり、あのマイルスの"Time After Time"や"Human Nature"での演奏が好きな方なら、ぐっと来るはず。あとは、例えば"Nobody knows the trouble I've seen"での、ケイコさんのハモンドオルガンは、黒々していてとても良いですね。
聞き惚れてしまいます。
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骨太でセクシー!
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低くて、太く、骨太で、でもセクシーな歌声にシビレます。録音のクオリティがとてもよくて、ヴォーカルとストリングスの絡み合わせもたまりません。また、バック・ミュージシャンが一流で、そこに彼女独特のスウィングが融合しているのもカッコいい。とにかく聴いてみてください。