どこからも読めるTCP/IPの集大成(辞書本)
★★★★☆
ちまたに、山ほどTCP/IP本がありますが、
「コアな部分がしりたーい」
「肝心の知りたいプロトコルがのってない!」
という方にはおすすめ。
コアな部分がのっています。
入門編と銘打たれた本は、
「うーん、肝心な知りたいところがわかんない」
ということがありますが、この本は、コアのコアから
教えてくれます。
ちなみにVol1はプロトコル編、Vol2は実装編なので、
使い方により読み分けてください。
最新のプロトコルIPSecとかDiameterとかTLSとか
はたしか入ってなかったので、一応☆4つです。
TCP/IPプロトコル学大系
★★★★★
私はTCP/IPプロトコルスタックの実装が必要になることが多いのですが、その時の学習やリファレンスとして役に立っていました。
あと、大学のゼミで使いました。
トランスポート層に関する情報に関して特に詳しく、TCPの理解するために役立ちました。
現場主義というか実装主義というか、そういう人にはバイブルと言われてます。RFCのリファレンスにも使われてることが良くあります。
pingやifconfigなどのコマンドのての説明は、実装の側面からプロトコルを学べるので重宝しました。例えば、pingを知ることでICMPの理解が深まります。
どちらかということ古典的名著の部類になると思います。
The インターネット技術の教科書
★★★★★
軽いインターネット技術書はちまたに山ほどあるが,ほとんどが入門またはHow-Toものであるのは残念である。この本はそれらとは一線を画し,押さえておくべき基本(入門という意味ではない)の理屈をしっかりと押さえている.原著の出版から5年以上たっているが,いまだにこういう本はほかにないのではないか.学生のころに購入して勉強し,OSカーネルのネットワーク周りのコード開発をやっている今でも頻繁に参照している.