ボケと笑いで深まる絆 女の友情が熱い!
★★★★★
生徒会5人娘のキャラクターが、ますます際立っています。マキのボケっぷりは相変わらず絶好調ですが、本来はツッコミ要員のリコが、自分のあだ名を知ったために乙女キャラを作ってギャグ要員になってしまうというひねりも利いています。
一方で、1巻で集まり、2巻で理解し合うようになった5人が、3巻では本当に互いを大切に思っていることがうかがえ、友情を深めて行きます。このくだりが、ベタベタしていなくて実にいいです。問題児ながら1番の常識人で機転も利くリコ、ボケキャラだけどいざという時には戦略家のマキ、純粋で他者への好意を素直に示すスズ、ちょっと短気だけど友達思いのエノ、そして普段は感情をあまり表に出さない皮肉屋だけど内心では仲間を大切に思っているサヨ。女の子の友情が熱いです。
また、これまでの笑いのネタが、ストーリーの大筋に巧く絡んできて、展開の妙にうならされました。
爆笑スキャンダラス
★★★★★
ますます冴えるマキとリコのボケツッコミ合戦が繰り広げられる3巻目です。
この巻では前巻からの新キャラの新聞部のモモ先輩とナナちゃんを加えたドタバタから
サヨの彼氏が学校にばれてしまい、生徒会を辞めると言ってるサヨを生徒会メンバーと
新聞部が組んで学校側を説得する筋書きが描かれてます。
流れる様なストーリー展開が秀逸で非常に読みやすく、誰にもお勧めできる4コマですね。
それと、リコの愛称『ワイルドの君』が本人にばれてしまってリコが壊れてしまい
やたらかわい子ぶりっ子する話は超お勧めですね。腹がよじれました。
サヨを筆頭に生徒会メンバーが気持ち悪がって色々止めさせようとする様は必見です。
リコの弟の蓮太郎君とスズが顔を会わせますがこの二人はお似合いですね。
高校生くらいになった二人と、スズのお兄さんの棚橋さん(ミソララ出演中)の話を読んでみたいです。
ps.後書きのフランケンシュタインの花嫁のパロディは判る人が何人居るやら・・