地獄に来たような音がたまらんね。クリプトプシーを聴いてると無敵になった気分になれる。気分爽快!

2ndほどの驚きはないがこれはこれでいい!!2ndとこのアルバムは名盤です!

最近デスメタルにはまりだした者です;
このアルバムと共にBrain DrillのApocalyptic　Feastingも購入いたしました。
Brain Drillの楽曲はどれも凶暴性、激しさを極限まで強調したものばかりなのですが、
それに比べてCryptopsyは激しさの中でしっかりと曲の構成を作り上げています。
若干激しさに物足りなさを感じますが(Brain Drillと比べての話ですが;)、
激しさだけでなく1つの楽曲としてかなりのレベルの高さを誇っていると思います。
私みたいな初心者でも聞きやすいのでデスメタル入門編としていいかもしれません。
次はYouTubeで衝撃を受けた｢Slit Your Guts｣が入っているアルバムを買おうと思います。

とにもかくにもドラムのフロさんが異常です。僕がドラマーなのもあるかもしれませんがついついドラムに耳がいきます。それだけ異常な速さです。が、耳を飽きさせないよう随所に散らばしたスプラッシュや、細かな工夫が光ります。これだけ速くてもただの力押しに終わらないのはこだわりを感じます。もはや達人。
しかしよくよく聞いてみると曲もいい。これだけハードで奇抜(?)なことをしているのにただ技術を披露するだけの自己満足的なアルバムにはなっていない。前作のようなカオスさこそ薄れたが僕はこれが一番好きです。

　この1枚のアルバムを普通のロックソング1曲分のリフ構成に換算したら、いったい何枚分のアルバムが作れるだろうか…。　1曲中に何パターンのリフが使われていることか！わずかに数小節しか聞くことができないリフもあり、ものすごい作曲労力が必要なのは言わずもがな、それをライブで完全再現する激高次元の演奏力。この集団には、普通の人間には理解できないぐらいの音楽に対する常識を逸したモチベーションがある！
今作から新しいヴォーカルに代わっており、野獣系ヴォイスで吼えまくる。　ギターリフというと、それはもう恐ろしいくらいの「激リフマシンガン」状態。以外と言っては何だが、ギターソロがメロディックなのが非常に良い。そしてこのリフ郡に、全く同等に渉り合っているエリク・ラングロワの鬼のベースプレイ！　ドラマーのフロ・モーニエの超絶ブラストビートを含むドラミングは、私の知っている、ちょい上手ドラマーが聴いた時　「絶対に両手でスネアを叩いている！」　と断言していたぐらい、常識的に聴いて（デスメタルを知らない人ほど）超人的異星人級。　1曲目からアルバム最後まで、怒涛のテンションで繰りひろげられる異様なまでの激烈曲は、まさに“凄まじい”の一言。　難を言えば、もう少しミックスの段階でドラムを大きくして欲しかった。ゆえにスター4つ。　
　エアギターならぬ「エアドラム」でアルバム全曲演奏すれば、効果抜群のダイエットになるか、体を壊し入院してダイエットになるかどちらかだろう。