過去の記憶を再生して本当の自分を発見する。自己実現の目標の為に自分を見つけろと。。。
この何気ない行為、
私自身は今まで、前を見すぎていたので、自分自身を振り返るのを忘れていた。
今までこれが自分だ、という固定観念から、改めて自分の解釈をし直す機会を与えてくれた本。２７３の質問、どうやら自分の納得のいく答えが見つかるまでは、数ヶ月以上かかりそうですが毎日少しずつでも解答していくつもりです。
最近読んだ１０冊の本では１、２番に良いと思います。
また、ダイジェスト版の他に完結版も出ているそうです。

働くことがだるかった。 やる気が空回りしていた。 何をめざせだいいか、わからないでいた。回りからは怠けもの扱いです。 なんで、こんな消極的で無責任な人間になってしまったのか分からなかった。 面白くない仕事。働いても成長しないシステムにいた。でも、そこから抜け出る技も資格も経験もない惨めな状態で生きていた。受動的な人生、働き先では浮いていた。仕事があってなかった。それで次を探していた時に、自分喪失症とわかった。この本が教えてくれた。 この病の克服にいま懸命になっている

人生の転換点にいる人に読んで欲しい本です。
また「こうしなさい」という本ではないので、
ノウハウを期待するとがっかりします。

それを理解した上で「答えは自分の中にある」
という思いで読み、質問に答えていくときっと
なにかしらの得るものがあり、人生の方針が決まります。

くどいようですがノウハウ本ではありません。
本を読んだだけで終わりにせず、設問に答えてみてください。

あなたの人生が拓かれると良いですね｡

「どうやるか」より、「何をやるか」が重要であり、
「何をやるか」を決めるのを「どうやるか」を紹介している本です。　

多くの成功本で、願望、夢、目標を明確にすることを指南している。
しかし、自分らしい目標を設定することに集中して説明する本は少ない。　
本書は、質問に答え、自分への理解を深める事により、
自分らしい目標を考えることが出来るというものだ。
何度も繰り返すことで、より自分理解が深まるとの事です。

実際やってみて、質問に、斜に構えたり、かっこつけて
回答しないようにするための工夫がいるかと感じました。

「目標設定練習帳」もあり、
質問も多く、書き込み欄もありますが、
本に直接書き込む必要性を感じませんでしたので、
私は、このダイジェスト版のほうを選びました。

人生の目標を見つけるための具体的な方法を示した本。三部構成となっており、第一部では物語を通して著者の考えを理解できるようになっている。第二部は理論編で、目標設定の重要性と、そのためには過去を知ることが重要であることを著者の言葉で解説している。第三部は過去を知るための手助けとなる質問集である。

ナポレオンヒルの「思考は現実化する」などの古典成功哲学には、確かに目標をどのように設定するかという部分が欠けている。自分を知り、自分にあった目標を設定しなければ、達成は困難であるし達成しても幸せではないだろう。人間は森のような存在であり、自分を知るためには森の構成要素である自分の過去を詳細に振り返り全体としてとらえる必要があるという考えもすばらしい。

ただ、第二部は目標設定と無関係な著者の個人的な考えが混じり、論理が混乱しているようにみえる。また、オリソン・マーデン・プログラムのセールスが前面に出ているのが残念なので星４つ。第一部を読めば第二部は読まなくてよい。