Breach
価格: ¥1,029
The Wallflowers' third album isn't so much a breach birth as it is past-due. But Jakob Dylan claimed he needed the four years off to come to terms with whether or not he could plumb his own life for material. It appears he can, because here the songwriter tears the veil off his complicated relationship with his famous father and uses it as a vehicle to express some of the same moments of self-doubt and feelings of inadequacy that we all experience, even if we aren't related to Bob Dylan. This newfound candor in the formerly abstruse singer makes for a much more authentic, emotionally affective record, whether he's wearing his neuroses on his sleeve or reinventing old slave spirituals in "Mourning Train." And even if you don't believe that the Dylan paterfamilias ever castigated his son like "Hand Me Down" infers ("Now look at you / With your worn out shoes / Living proof evolution is through"), it makes for compelling listening, made even more persuasive by the Wallflowers' sparse, muscular playing, which evokes the specter of those titans of classic rock: Jackson Browne, the Eagles, and Tom Petty & the Heartbreakers. --Jaan Uhelszki
三作目!
★★★☆☆
2000年発表の3作目。デビュー作が非常にシンプルで良質のルーツロックであった為、やはり売れ行きも悪くあっさりとレーベルから首を切られた。インタースコープに移っての2作目は洗練されたメロディアスなロック中心となっており商業的にも成功し、三作目に当たる本作もその延長線上にある、アメリカンロックのアクを感じさせない落ち着いたロックとなっている。この辺りは個人によって意見が分かれそうな所ではあるが、私個人としては1stの頃のような周りを意識しない本来のアメリカンロックを期待していたのは正直な気持ち。(まぁそんな音楽していたらメジャーから見放されてしまう可能性大ではあるが・・・)
ジェイコブのvoも詩も相変わらず素晴らしいだけに、一般受けしそうな薄いロックじゃなくて、本物のロックを今後期待!
かっこいい!
★★★★★
ボブ・ディランの息子ジェイコブ・ディランが率いるサードアルバム!親父譲りの雰囲気と声が最高です!(ルックスもめちゃくちゃカッコイイ!!)もちろん七光りなんかじゃないです!
新しき良きアメリカン・ロック
★★★★★
ボブ・ディランの息子、ジェイコブ・ディラン率いる5人組バンド「ザ・ウォールフラワーズ」の3rdアルバム。サウンドは派手さや目新しさとは無縁の、実にオーソドックスなアメリカン・ロック。しかし地に足がしっかりと着いた確かな演奏力と曲の良さで聴き手を魅了する、昨今のロック・シーンにおいて居そうで居ない貴重なバンドだ。彼等に比肩しうる同系統のバンドを強いて挙げるとするならば、マッチボックス・トゥエンティくらいしかいないのではないだろうか。さらにリリックの一語一語を噛みしめながら丁寧に歌うジェイコブの思慮深げなヴォーカル・スタイルは、マッチボックスのロブ・トーマスに似てなくもないが、リリックの奥深さだけをとればロブの比ではない。父親譲りの研ぎすまされたジェイコ!!ブの言語感覚には目を見張るものがあり、些か抽象的すぎてとらえどころがないところも含めて、このバンドの大きな魅力となっている。前作『Bringing Down The Horses』('97) は全米で400万枚を売り上げ、グラミーで史上初の親子同時受賞を果たすなど(ボブ・ディランは最優秀アルバムを、ジェイコブは最優秀ロック・パフォーマンスと最優秀ロック・ソングを受賞)、数多くの栄誉に輝いたが、本作もそれに負けず劣らずの傑作だ。