しかし、紹介されている画家がたったの53人に過ぎないこと(ダリが抜けてるのはあんまりでしょう)、原則として一人の画家につき一枚の絵画しか掲載されていないこと(ムンクは『思春期』が載っているので『叫び』が未掲載)など、物足りないと思わせる点はたくさんあります。この本を出発点にして、より深く書かれている様々な本を漁る旅へと発てという趣旨なのでしょう。