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植木等伝「わかっちゃいるけど、やめられない!」 (小学館文庫)

価格: ¥600
カテゴリ: 文庫
ブランド: 小学館
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こつこつやるやつぁ  ごくろーさん ★★★★★
まだ大阪に梅田コマ劇場があった頃、母と姉と私の三人でクレイジーキャッツの大阪公演を観に行った事があります。
時は日本が高度成長期にさしかかるちょっと手前・・ 
これから先どんなすばらしい世界が切り開かれて行くのか!わくわくスル時代だった事をいまでも鮮明に記憶しています。
ハナ肇の鼻の穴は本当に大きかった・・
無責任男だのホラ吹き男だの、そんなイメージの強かった植木等であるが、実はもーれつな生真面目男なのであった。
そのことをなんで?戸井十月さん(読めば解る)が実録してゆく・・
絶対・お奨めです
スーパースターの内側 ★★★★☆
スーパースターとは人生を浮気をせず横道にそれずスターとして全うし、終焉出来た人だと思います。現代のポップカルチャーを作り上げた昭和の3大スター、森繁久彌、渥美清、そして植木等。
ますます植木等が好きになりました。彼は縁起の良い人ですね!
元気がもらえる ★★★★☆
この人(植木等)は最高。こんな謙虚なスーパースターが過去に存在しただろうか?生涯清潔な人生を歩み、権威が嫌いなところも好感が持てます。1991年頃の紅白だっただろうか、自分は植木等氏のことを知らない世代だったので、この人が歌う順番が来たときに、”なんか興味ないな〜。早く出番終わらないかな。”と思った次の瞬間から目が釘付け。これぞ真のエンタテナー。度肝を抜かれたことを思い出します。本の中でも”最近のテレビはつまらない。自分たちも随分くだらないことやったけど、ここまでひどくなかった。”というようなことが書かれていましたが、全く同感。今の芸人みんなに読んでもらいたい本だ。
この本は読む価値がある ★★★★★
この本の価値は二つある。
一つは植木自身の言葉で自分の過去を語り、植木等の生涯がまとめられている所。
植木等がどのような価値観を持った人物であるかを知る事ができる。
もう一つは植木等にゆかりのある三人に「外伝」を語らせているところ。
つまり一人のライターの印象で人物像を作り上げてしまうのでは無く、
植木自身の言葉と三人の男の複眼的な視点で植木等の人物像を描き出しているところが
この本の価値ある所なのだ。
植木等の実像は真面目人間だったのかテレビで見るような陽気で調子いい人間だったのか。
この本を読むと両方とも植木等の実像なのだと初めて納得できる貴重な人物伝である。
責任感の強い“無責任男”のカッコいい生き様 ★★★★★
小学生の頃、人気絶頂だった「8時だョ!全員集合」が唐突に終了し、半年だけクレージーの「8時だョ!出発進行」に切り替わった時期がある。PTAが嫌悪=子供ウケする判りやすい俗悪さを前面に出したドリフに比べ、“大人の集団”クレージーが無理して演じている(様に見えた)舞台上でのドタバタは、今で言えば少々“イタイ”空気が漂っていた。ただその中にあって植木等だけは、当時小学生のカリスマだった加藤茶とは異質な“大物感”を子供心に感じさせ、面白いというより何か“スマート”で“オシャレな”存在として映っていた記憶がある。
今回本書で改めて「責任感の強い“無責任男”」植木等の生き様と人間性に触れ、なぜ無知なガキの眼にさえこの人がカッコよく映ったのかが氷解した。かつて TVの追悼番組(「いつみても波瀾万丈」等)で語られた既知の話も多かったが、植木への深いリスペクトが文中にも行間にもたっぷりと感じられ、読んでいて温かい気持ちにさせられる一冊である。