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樹海伝説―騙しの森へ (祥伝社文庫)

価格: ¥400
カテゴリ: 文庫
ブランド: 祥伝社
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ホラーとして ★★★★☆
~富士の樹海で遭難した人が書いた『遭難記』と、
それを手がかりにその中にある山荘を目指す大学生たち。

カップルと、ついて行く一人、そして『遭難記』の3つの視点から交互に語られる。
当然叙述トリックが仕掛けられているのは、
この作者で、この構成なら誰しも予想するところ。

結果としては、それほど意外なラストではなかった。
ただ、ホラ~~ーとして見ればラストの余韻も含めて佳作と呼べるできだと思う。
中編と小品だし、読んで損、ということはない。~

まるで2時間ドラマを見ているような ★★☆☆☆
読みきりサイズの量なので、新幹線での東京-名古屋間の移動時間に読むのが最適ではないだろうか。ただ、内容的には途中で想像がついてしまって、「騙された~」って感じ。やはりこの量ではこれが限界なのかもしれません。
騙しの森に騙された! ★★★★☆
筆者特有の、身勝手なでドロドロしたねちっこい犯人の手記は、ここでも健在。いつも騙されているが、今回も間違いなく騙される。極限に追いつめられた心理描写は毎度ながらお見事。
「樹海伝説-騙しの森へ」 ★★★☆☆
 大学生グループが樹海へゲーム気分で入り込み、誰が誰だかわからなくなる、折原マジックの真髄ともいえるべき作品。しかし400円文庫という規制のために、もう少し絞り込んで書いて欲しいという部分もなきにしもあらず。長編で書いたら面白いだろうと思う。
短いと侮ることなかれ ★★★★☆
文庫版で160ページ弱、長編というよりは中編なのですが、十年前に起きた事件を調査した手記と現在、さらには追う者と追われる者の立場が交互に描かれていて、文章の魔術師にして倒叙ミステリの帝王・折原一のエッセンスが、短いだけにギューッと詰め込まれた感のある作品です。

書名にもある樹海の恐さ、不気味さもよく伝わってきて、あわや遭難か?という場面を読んでいると、背筋が寒くなってきます。
ちょっと時間のあるときに読むのにちょうどよい分量なのですが、短いからと侮っていると、最後にアッと驚かされますよ。