名門ビックバンドのド迫力LIVE!
★★★★☆
バードランドで繰り広げられたド迫力実況録音盤。
ベイシー楽団の実況録音は、比較的キャパシティの大きい会場が多いが、これはより狭い空間でよりダイナミックにスイングしている。
大音量で目を瞑って聴くと自分がその場所にいるような雰囲気が味わえる。
1曲目の"Little Pony"は、同じルーレットのライヴ盤の"BASIE IN SWEDEN"と比較するとより生々しい演奏である。
2曲目の"Discommotion"は、別名ズバリ"Basie"という曲であり後年も演奏しているおなじみの楽曲。
"Whirly-Bird"は、ベイシー楽団との共演でもおなじみのランバート、ヘンドリックス&ロスのジョン・ヘンドリックスのスキャットがモノ凄い!
その他にもおなじみの曲が揃っており最後は"One O’clock Jump"で最高潮に達する。
これは第2期黄金時代の貴重なクラブでの記録である。