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トラッシュバスケット・シアター (角川文庫)

価格: ¥900
カテゴリ: 文庫
ブランド: 角川書店
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映画を観なくても面白い映画紹介エッセイ ★★★★☆

「ラヴレター」「スワロウテイル」などの監督で知られる岩井氏が、雑誌に連載していた映画紹介エッセイ。


単行本では連載で掲載していた記事と、その記事を書いていた頃の近況を振り返る、という2話セットの構成で進みます。
これが実に良い。

連載記事では、氏の映画を観る視点、作る側としての評価、割とぶっちゃけた「イチ映画マニア」としての感想、様々な映画と出会った当時(幼少〜学生時代)のエピソードなどが綴られます。

その後の、記事執筆当時の近況は本当にどうでもいい(良い意味で)楽屋裏の話がとめどもなく出てきます。
ややよそ行き顔の連載記事と、ぶっちゃけた楽屋裏エッセイ。(もちろんマニアックな内訳も多い)
この組み合わせは、好きな映画を見た後に、NGシーン集や撮影舞台裏を見る感覚に近い。

エッセイの中で紹介される映画には、本当に興味がそそられるものもあるし、別に何の興味も湧かないものもある。
別に映画に興味がなくても、ぬぼーっと読んでニヤニヤして楽しめる。味のある良い本です。
岩井俊二の爆笑エッセイ ★★★★★
 おもしろかった!一気に読んでしまいました。岩井俊二の少しマニアックな映画エッセイですが読みやすいし、岩井俊二を少しでももっとよく知りたい!という人にはおすすめできると思います。決して明るい映画を撮る人ではありませんがエッセイでは思いっきりおもしろい岩井俊二が発見できると思いますよ〜。
岩井俊二の ★★★★★
 エッセイ集。笑えます。かなりギャグになっているが、映画監督としての独創力というものを感じる。特に、岩井俊二が衝撃を受けたという映画が本当にすごそうに見えてくるから不思議なものだ。
 スワロウテイルの自己批判はかなり笑えたし、ノストラダムスの予言や最後のサザエさんの最終回の話とか、いや、すごいと思います。
岩井俊二の映画批評。 ★★★★☆
最初に言っておきます。かなり笑えます!!

映画批評と言いながら、笑える作品に仕上がっているのは不思議だが、岩井監督自身、のりのりで書いてるなー。って言うのが伝わってきます。

特に、岩井監督自身によるスワロウティルの辛辣な批評は爆笑!

自爆ギャグとして書いていますが・・・、この後、実際スワロウティルは批評家からは相当に叩かれたそうですから、ギャグにもならない感じだったと思います。

とは言えスワロウティルはヒット!批評家を一蹴したのを知っていれば、この自爆ギャグもより深みをまして楽しめるでしょう。

でてくる映画はかなりマイナーで、ちょっと押さえるのは苦しいですね。
ただ、ビデオ屋でたまに見つけると、にやりとして借りる楽しみができます。