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Screamadelica

価格: ¥1,479
カテゴリ: CD
ブランド: Creation
Amazon.co.jpで確認
   80年代後半から90年代にかけて自然発生したアシッド・ハウス・ムーブメントの空気をダイレクトに伝える傑作である。
   アンディ・ウェザオール、アレックス・パターソンといったテクノ/ハウス系をリミキサー&プロデューサとして器用。超一流のスリッピー・ダンスサウンドを生みだすことに成功した彼らは、このアルバムを機に90年代UKロックを象徴するバンドへと成長していく。アルバムに流れる「すべてを忘れて、ただただ踊れ。そして、ひとつになるんだ」というメッセージも、当時の雰囲気を確実にとらえている。(森 朋之)
涙が止まらなかった ★★★★☆
退屈と荒廃がリアルな表現を生み

それを受け入れ育っていく環境がそこにはある




体中変な汗をかいてベッタリとしていた僕は
その場でヘナヘナとへたり込んでしまいそうだった


ただ音楽の中に溶けてしまいたかったんだと思う



自分という存在の内側と外側
その境界で
さ迷い続けていたかったんだと思う




そしてエクスタシーは
音楽と自分自身が完全に一体になった時にだけ感じることのできる
とびっきり純度の高い快楽を

僕の脳髄に植え付けた






僕は完全に音楽の中に溶けてしまっていた







いつ空気の中に消えてもおかしくなかったあの歌声は

ここで本当に消えてしまった








それはまるで蜃気楼を見ているかのような
信じられないほど美しいストーリーだった





人が完全に音楽に溶けてしまう場所では「愛」までもが消えてしまうのだと静かに告げていた











僕は傷だらけ(ダメージド)









どんどん墜ちていく(アイム・カミングダウン)







そんな弱音を吐きながらなんとか愛にすがりつこうとする

本当にだらしがない人生作品だった







「君は僕の宝、いつまでも星のように輝いていておくれ」

(シャイン・ライク・スターズ)

だってさ。

笑うしかないよ

まったく。



だけど、

本当は笑いたかったのに涙が止まらなかった









ロックとダンスが無邪気に融合していた
あの幸福な時代を一番謳歌していたように見えた
ボビー・ギレスピーが、
「スクリーマデリカ」によって
あの時代にピリオドを打ってしまったのだった。





だから「スクリーマデリカ」を覆っている全体のToneは、
そんな幸福な季節が過ぎ去ってしまうことへの







ノスタルジーと







切なさだけが





響いた。













 「Don't fight it , feel it」 ★★★★★
40年ぐらい昔、今のおじいさんおばあさんたちがセンスの悪い肌着で「戦争反対!」などと言い合って踊り狂っていた恥ずかしいムーブメントがありました。

時代がすすんで90年代に入る頃、イギリスではセカンドサマーオブラヴと言って、やはり若者たちが、当時画期的だったテクノ・アシッドミュージックに踊り狂い、「俺たちのこのダンスの輪が、時代の何かを変えるんだ」と思い合っていたこれまた恥ずかしいムーブメントがありました。

当時、前身のバンドに愛想をつかして自分のバンドを立ち上げたのはいいものの、二枚のアルバムが全く売れず、「このままじゃダメだ・・何とか一発当ててやるぜ・・・」と思っていた稀代のヤク中、ボビー・ギレスピー。
彼はプロデューサーたちの力を借り、(その志向は幾分尻軽ではあるものの)時代をど真ん中に撃ち抜くようなこのアルバムを作り上げました。

このアルバムは実はシングルコンピの詰め合わせでして、元から一枚のアルバムとしてコンセプトされたわけではないのですが、そう思われても十二分なほどの全体の統一感が、何故かあります。
この傑作によってストーン・ローゼズの不在を埋めた彼らは、一躍シーンのトップレベルに躍り出ます。

一つ一つの楽曲の完成度は素晴らしく、もちろん捨て曲など一つもありません。
前二枚で見せたストーンズやバーズへの愛を表出させながらも、アシッドダンスなハッパの高揚感をも練り混ぜ、素晴らしいグルーヴが繰り広げられています。

プライマルが本物だったのは、そこに埋め込んだものが必ずしもただの快楽性だけではなく、セカンドサマーオブラヴの(みんな目をそむけていた)無力感からくる、もの悲しさを、音楽に表現できたという所でしょう。
普通ダンスミュージックは楽しむためだけにあってしかるべきものですが、このアルバムはどこか失望感とか、過ぎ去っていくものを希求するような倒錯した快感が備わっているのです。
すぐにオルタナティブロックというもう一つの革命がアメリカからやってきます。サマーオブラヴの夢は、ゆっくりとチルアウトしていきました。

80年代以降のロックで、僕は間違いなく五指に入る名盤だと思います。
結局、プライマルスクリームはキャリア通してこのアルバムから逃れることはできず、エクスターミネーターもこのアルバムのアンチで作られた秀作でした。
6+79+7 ★★★☆☆
お薦めは
2. Slip Inside This House
4. Higher Than the Sun
いまさらですが。。。 ★★★★★
いまだかつて、これを超える作品に出会っていない。これからもないであろう。
ウェザオール、パターソンが一番ノッてた時期のプロデュースというのもポイント。
マイブラのラブレス、ケイトブッシュのドリーミングと並んで、いつも手の届く所に置いてあるCD。
Don't Fight it,Feel it ★★★★★
聴いた人の音楽観を変える力を持っていると思います。

初めて聴いたのはオリジナルがリリースされた91年より遥か後でしたが、
このアルバムのおかげで、聴く音楽の幅が広がりました。

完成度が高くて、踊れて、綺麗で、色んな音楽の要素が自然な形でミックスされていて、、
ぜひ、若い内(?)にレンタルでも何でも良いので、
聴いてもらいたい一枚です。