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Riot City Blues

価格: ¥2,520
カテゴリ: CD
ブランド: ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
Amazon.co.jpで確認
『ライオット・シティー・ブルース』をまず聞いてほしい。どのジャンルにも当てはまらない、スコティッシュ・ロック・快楽主義者のプライマル・スクリームの19枚目のアルバムは、『スワスティカ アイズ』での政治的メッセージが込められた未来系パンクから,悪評だった1994年のアルバム、『ギブ・アウト・バット・ドント・ギブ・アップ』への影響もあったブルースロック系へ意図的に方向転換した。確かに『ブーギー・ディジーズ』と『ニッティー・グリッティー』では視野が狭めで、ボビー・ギレスピーが「甘い甘いロックンロール」といった程だ。だが『ライオット・シティー』は、そうなることはないだろう。熱狂的なマンドリンの伴奏の『マンドリン・ガール』では、なぜかテクノで、『ザ・プロクレイマー』の『アイム・ゴナ・ビー・(500マイル)』を思い出させる、生き生きとしたテンポだ。エキセントリックでギターの天才ケヴィン・シールズはいなくなったが、エコーのウィル・サージャント、ザ・バニーマン、そして『ドールズ(カモン・ベイビー・レッツ・ハブ・ア・グッド・タイム)』で大活躍したザ・キルズ・アリソン・モサートが特別に新しくゲストとして加わった。一方、『サムタイムズ・アイ・フィール・ソー・ロンリー・』は至福のゴスペル聖歌で、過去のプライマル・スクリームの代表作『スター』を思い出す。面白みのある色々な曲の模倣作だ。
ジャンキーズ・ロックンロール ★★★★★
プライマル・スクリームがこの手のルーツロック寄りのアルバムを出すとあんまりいい評価をもらえない。ダブとかハウスだか知らないが、そっち系の作品の評価が高いバンドだもんね。だけど僕はこっち系の方が好きだ。アルバム1曲めの「カントリー・ガール」を聞いてそれでもケツが椅子から浮かない奴はロックなんか聞かない方がいい。ま、これは勝手な僕の意見だが。ボビー・ギレスビーの気まぐれが珠にこのバンドにこの手のアルバムを作らせるんだろうが。ファンとしては大歓迎だ。ストーンズのモノマネだとかジャンキーだとか言われてもいいじゃん。彼らのブルースやアメリカンミュージックへのリスペクトは本物だよ。またいつかこんなイカした奴を頼むよ!
2006 ★★★★☆
どこから切ってもプライマルらしい音が流れ出す通算8枚目のアルバム。ここでの"らしい"というのは作品ごとに音楽性が変わる彼らのスタイルを指してのこと。前作のエレクトロ・パンクから一転、約4年ぶりの本作は「ロックス」収録の4作目『ギヴ・アウト・バット・ドント・ギヴ・アップ』を思い出させるようなファンキーなロックンロールに貫かれている。ポジティブなバイブを発するボビー・ギレスピーのボーカルと、20年にわたってつるんできたリズム隊のグルーヴは、まさに彼らだけにしか生み出せないもの。聴けば聴くほどライブが観たくなるような生々しい1枚だ。
バックトゥザ1972 ★★★★★
 超最高なアルバムだと思うのだが、プライマルの熱心なファンや評論家の間での評価は滅法低い。うーん、「バニシング・ポイント」から「イービル・ヒート」まで未来的な傑作を次々と繰り出していた彼らがいきなりシンプルなロックンロールに逆戻りしたわけだから、まあ、理にかなった反応だろう。裏切り行為だと謗られても仕方がない。でも、一歩引いた場所からこれを聴いてみてくれい。全盛期のストーンズとストゥージズ、それにグラム。70年代初頭の艶かしくグルービーなロックンロールを完璧な形で現代に蘇らせたこの音楽のカッコよさに気付かないだろうか。古き良き南部の音楽に思いを馳せた四枚目には、戦前ブルーズ風の泥臭い楽曲が沢山あったが、ここではそんなルーツ音楽の探求などゼロ。ひたすら軽薄で猥雑、セクシーでトリッピー。それで何が悪い。本質だとか真実なんて誰が知ってるっていうんだい。結局はシェイクダウンしたもん勝ちということを教えてくれたコロンブスの卵的傑作。
どストレート ★★★★☆
デジタルな音を聞かせていた彼らの元からのファンとしては少しあっけにとられる音の詰め合わせだ。
これでもかというほどにど真ん中の「ロック」。絵に描いたような「ロック」。これが、CDが再生されたその瞬間から怒涛のごとく響くわたる。
だが、あっけにとられるといっても落胆させられるかというとそういうわけでもない。
ロックンロールのアルバムとして聴けば、彼らの全く新しい一面を見出すことが出来る。
その一面があなたにとって魅力となるかどうかはあなたの趣味しだいだが、ロック好きならば聞いてみると、まちがいなく1曲目から体が動き出すだろう。
狂ったように踊れる。 ★★★★★
もう、なにもいうことはない。
結成以来、常に前衛であり続けてきたプライマルスクリームが、そのモットーであり原点であるロックに回帰した作品。
狂ったように踊れる。なんだか懐かしいのに新しい。