単純にうれしい
★★★★★
サミーとアンソニーの元気な声が聞けるだけでもうれしい。5150当時のレベルを求めるのは酷かもですが、じゅうぶんすぎる聴きごたえでした。いろんな情報ではサミーとアンソニーがライブとかで共演してるのは聞いてましたし、ヴァンヘイレンがロック殿堂入りする時も一緒だったのは記憶に新しいですが、実際にこういう形となって現れたことは非常にうれしく、出来も陽気なロックしてましたし、聴きごたえのあるいい作品に仕上がってるとおもいます。
近年稀に見る名盤。
★★★★★
久々に素晴らしいロックアルバムを聴けることができたなというのが素直な感想。当たり前のことですがベテランで歌の上手い人、ギター・ベース・ドラムの上手い人が集まったらこういう音を作れますよという典型のバンド。ワールドカップで言うところのブラジル、アルゼンチンですわ。まんまVan Halen,レッチリ、サトリアーニが浮かび上がる見事な演奏でした。63歳になるサミーヘイガーにはお手上げの賞賛だし、ソロでは自由自在の演奏を聴かせるサトリアーニが抑えてバンド演奏に徹する姿は凛々しくて格好良い。リフが流石に効いていてトップギタリストの王冠は誰にも譲らないという決意も感じられる。とにかく最近のフニャランフニャランとしたロックとは確実に一線を画した最高のロックミュージックだ。
実はLIVE DVDも購入していてこれから観るのが楽しみだ。今日はワールドカップ日本VSパラグアイだってのに・・。
良くも悪くもサミー・ヘイガーとジョー・サトリアーニの相性ですね
★★★☆☆
このメンバーならば当たり前ですが、第2期VAN HALENの音楽を思い起こさせます。
サミー・ヘイガーの声と歌唱は個性の固まりですから、どんな演奏、どんな曲でも、
この人のボーカルが乗れば、こんな気持ちになるのかもしれません。
ただ決定的に違うのはギターです。
エディもジョーも天才ですが、その質が全く違いますね。
このアルバムを聴いて、一番面白かったのは改めてそこに気づけたことです。
ただ個人的にはサミーの声に合ったギターはやっぱりエディの方です。
ジョーはもちろんバンドの曲をものすごく器用にこなしていますが、
私はやはりのびのびとインスト曲を弾きまくる彼を期待してしまいますね。
サミーヘイガー好きには良いがサトリアーニは・・・どうか?
★★★★☆
ヴァンヘイレン好きな自分ですが、サミーヘイガーが作った時代が一番好きでした。サトリアーニも単調ですが途中から転調し始める所がが好きですが、このアルバムでは割とロックに徹しているところが好感持てます。でも所々芸術的にしようという部分をサミーがロック調に収めるというパターンが多いですね。ベースがもうちょっとギターと絡んだりする部分が多いといいなぁと思います。ドラムとベースとボーカルで締める曲は格好よかったです。聞けば聞くほど味が出そうですがサトリアーニの最初の繰り返しフレーズが気に入らない人も多いんだろうなと感じますね。なんとかならんのかな、あのやり方は。もったいない。芸術肌のサトリアーニとサミーのパワーがミックスされた傑作までもう一歩!?というところ。でもヴァンヘイレンが今のままである以上、期待するしかないですね。自分が今期待しているロックバンドはこれとベルベット・リボルバーです。
あと数作つくって欲しい・・・
★★★★☆
ほかの方のレビューにつられて聴いてみましたが、
まず、久しぶりに骨のある聴き応えのあるアルバムが出た、という印象を私も感じました。メンバーを見てもスーパーバンドと期待させられます。
ただ、その先は少々の食い足りなさを感じています。
しばらく聞いてみた印象は、有り余るテクニックとパワーを使ってそれらしいアルバムを作った、という域を超えませんでした。決して悪くはないんですけど・・・
もっと、情熱や闘志を駆り立てるような作品を期待してしまうんですよね。
もう、そういう年齢では無いと言われればそれまでですが、全てを把握して達観したような作品ではロックでは無いのでは?と個人的に感じます。
いくつになっても挑戦しているぜ、っていうところを後2〜3作つくって示して欲しいですね。
このメンバーなら出来ると思いますが。