フィクションとノンフィクションを合わせた作品。
宮崎あおいは設定上、ここでは京都に住む高校生。
彼女の独白によって、京都の伝統文化の中心に生きる若い2人に焦点が当てられる。

舞妓になるためにやってきた少女と、先祖代々「大文字送り火」に携わる家の息子。

伝統文化の舞台裏を垣間見ることができる。
数多くある日本の伝統文化を考えれば他にもいろいろと取り上げる候補はあったはずだが、これらに絞ってそれぞれ深く掘り下げている。
作品はドキュメンタリー風で、ノンフィクション部分としっかり向き合うことができる。

宮崎あおいは、語り以外での登場人物としての出演場面が少なく感じられる。
不満点なのは確かだが、あくまで主役はノンフィクション部分。
主人公たちの真剣勝負に余計な介入は不要であり、不可能であったのだということが感じられる。

宮崎あおいの映像面での登場は少ないが、独自の切り口を持った興味深い作品である。

宮崎あおいさんが京都在住の高校三年生役でナビゲーターとして登場して　高校卒業間際の春に、日記にしたためていた高三のひと夏の京都の出来事を思い返すという形式で、京都の街並み、情緒、風物詩、そして京都に生きる若者を紹介しています。
他の方も書かれてるので内容の部分は書きませんが、このDVDを見て、私は京都ではないけれど東北のとある都市に住んでいたころ、その街にあった大文字山の大文字焼きを数年間見ていて毎年それを見るのが好きだったことや、京都も修学旅行も含めて何回か行き、嵐山の渡月橋の紅葉の美しさや　湯葉や湯豆腐、鰊そばなどが美味しかったことなど　色々思い出し　また京都に行きたくなりました
京都の街並みがとっても綺麗ですね
あと好みは分かれると思いますが最初と最後の映像がレトロチックで　私は好きです


追記
　作品の中で流れるよしだたくろうさんの曲だと思いますが、それを聴いたとき以前イッセー尾形さんの作品を見たときに出てきたフォークソング歌手の芝居があったんのですが、その時に彼が弾く曲、歌があまりにもそっくりな感じがして思わず笑ってしまいました。
あの曲はよしだたくろうを題材にして作曲していたのかな？

私は関東に住んでいるのですが、このＤＶＤを見て一気に京都に行きたくなりました☆
京都のきれいな情景と、透明感あふれる曲、そして宮崎あおいさん・・・♪♪　夏の京都ってこんなに素敵なんだなぁ・・。って思えます。

舞妓さんに憧れている方にも、夢を追いかけている人、受験に悩んでいる人にもぜひ見て欲しいです☆　

見終わったあと、さわやかな気持ちにしてくれます☆

１７歳の京都に住む高校生に扮した宮崎あおいさんが、京都の情緒と文化を日記風に語り紹介していく作品になっています。あおいさんの出演部分はフィクションですが、京都の紹介部分の、大文字送り火に携わる男子高校生や、舞妓の修行にやってきた１８歳の少女などの部分はノンフィクションになっています。あおいさんの語りで進行していくノンフィクションの部分がメインになっていますので、あおいさんファンの方には出演部分が少なく語りがメインということで少々物足りないかもしれませんが、あおいさんの語りで紹介される京都の文化というのも味があってなかなか良いのではないかと思います。