明治から平成にかけてのファッションが、要点良く巧くまとめられていて大変参考になります。

イラストの細部が雑なのがチョット目につきますが、当時のファッションのポイントをちゃんと押さえていて雰囲気が出ています。こう言う部分を強調すればこの時代の感じが出るんだなと言うのがわかって、絵を描く人にはかなり参考になる部分が多いんじゃないかと思いますね。

それと服装にばかり目が行きがちですが、髪型の書き分けがちゃんとなされているのもポイントが高いです。ファッションの歴史は髪型の変遷の歴史でもあって、服だけ見せられても掴めない部分がかなりあると個人的に感じているのですが、髪型がなおざりの本て結構多いんですよね。

イラストはフルカラーでページ数も多く、この内容で2000円と言うのはかなり破格です。資料などを探してる方は買って置いて損は無いと思います。

ファッションの勉強用に購入しました。
学生の私には少し高いと感じる本でしたが、買ってみて本当によかったです。

明治の武士の服装や、ハマトラスタイル、最近のエビちゃん系ファッションに至るまで、それぞれの年代ごとに丁寧なイラストが描かれ、ほぼすべての服装に短い解説もかかれていてとても読みやすいです。

今まで知らかった昔の服の流行を知ることもでき、また服装からそれぞれの時代の人々の生活スタイルも垣間見ることができ、眺めているだけでもすごく楽しい!
価値のある本を買えたと思います。

ファッション史はﾈｯﾄで検索すれば簡単に手に入ると思っていました。でも1960年以前の写真はモノクロで、色が分りません。
例えば1950年代のディオールが発表したＡラインのワンピースは流行色のピンクでした。ﾈｯﾄで検索しても出てくる写真は白黒で色がつかめません。しかしこの本はオールカラー。当時の淡いピンクが再現されて一目でわかります。
結局、ファッションは繰り返すといわれますが、その時に色は重要な要素といえます。過去の色を再現しているこの本は大切な資料となります。

時代が変わるとファッションも変わる
そのようすをイラストで紹介してるだけだが、見ていて楽しい。
今の時代から見たら「ダッサイ！」というファッションも有るけど、いずれ今の時代のファッションもそうなるんだろう
見てて楽しいのでお勧めです

「明治と大正の違い」や「大正と昭和初期の差は？」など、
分かってそうで分かりにくいところも、イラストで変遷を見ればなるほどね、と一目瞭然。
100年分を一冊で紹介するのだから、個々の時代に割り振られた頁数は少ないが、
大まかなトレンドの「流れ」を直感的に把握するには最適の一冊。
時代背景はほとんど書いてくれていないので、脳内の知識と照合する必要はありますが、
ぱらぱらめくっているだけでも楽しいので、暇つぶしにもよいですよ。
ちと高いですがおすすめ。