このドラマは、イ・ビョンホン、チョン・ウソン、イ・ヨンエという大物ぞろい。

米軍基地に住む家族。
タクシー運転手の父、兄弟のドンジュン（イ・ビョンホン）とドンソク（チョン・ウソン）、その姉のドンヒ（イ・ヨンエ）。
裕福でない暮らしのなかで、自動車に関わる仕事をする父の背中をみて育った兄弟は、それぞれの希望を胸に成長していく。

出来のいい兄ドンジュンは父の期待を受け、大学へ進学、大手自動車メーカーに入社し自動車デザイナーとなる。
その後、因縁からライバル会社の社長になり、初の韓国産自動車の開発に邁進する。

弟のドンソクは優しい心を奥底に秘めつつも、兄とは真逆の荒くれ者。
姉のドンヒを心から慕い、姉の幸せを思っていた。しかしアメリカ人と結婚し渡米した姉ドンヒに不幸が・・・
それをきっかけに、ドンソクと兄ドンジュンの仲は決裂する。

物語は、イ・ビョンホンの語りで進められていく。
若い3人を観るのもいいですし、チョン・ウソンのドラマってちょっと珍しいですよね。

95年の韓国ドラマのテイストって、ちょっと物悲しい感じがするのですが、人生、葛藤、希望、そんなテーマを扱っているので内容が深いですね。
http://www.kankokuryugaku.info/modules/weblog/

これほどひどい車映画、ドラマ、見たこと無し。
是非見てください。
ただしその後、ガムボール、ヒドン、を口直しにどうぞ。

キャストが豪華で、アメリカやロシアを舞台にスケールの大きな、そして愛するが故に溝が深まる、苦しく切ない家族愛の物語です。どん底から抜け出そうともがく姿、未来をつかもうと努力する姿、失ったものを取り返すための奮闘は必見の価値があります。けれども終盤の主人公の活躍はすごすぎて現実味に欠け、何年も経つのになぜか成長していない子供、病院にかかった費用はどうなっているの？このくらいで何年も記憶喪失？という疑問、愛し合っているのになぜこうなるの？、その他突っ込みたくなるような事柄が多かったと思います。

■■題名だけ聞くと、『え？道路を作る話？』と、土くさいような、あまり見る気のおきないドラマですが、
砂漠でのレースあり、冬の厳しい寒さのロシアでのレースあり、これまたすごくお金のかかっていそうなドラマでした。日本人にとっても大変興味深い、車社会の物語です。国産車を作りたい韓国、ライバルはなぜかホンダ。時折、ホンダは悪者にされていました・・・。日産は出てくるけど、トヨタの名前はまったく出てこなかった・・・。

■キャストがすばらしいです。それだけでも見ていて楽しかったです。イ・ビョンホン、イ・ヨンエ、チョン・ウソンの三人兄弟・・・その他にもいろんな韓国ドラマでお目にかかった顔が出てきます。イ・ビョンホン兄弟のお父さんや隣のおばさんの演技力も味があって抜群。
何度も流れるちょっと暗めのバックミュージックもいつまでも頭に残ってしまいます。

■最終回まで見ても、最近の国内ドラマにありがちな「な〜んだ、見て損した」はまずありませんよ。

父親の期待を一身の背負う優等生のドンジュン（イ・ビョンホン）父親の愛を渇望する乱暴者でナイーブな弟ドンソク（チョン・ウソン）貧しい環境の中、兄はカーデザイナーを目指し、弟はカーレーサーを夢見る。アメリカ人との間に子供をもうけ、自由を求めて渡米する姉ドンヒ（イ・ヨンエ）ドンヒとその子供サニーを認められない頑固な父親。ドンソクもまた父親に見捨てられ、渡米しカーレーサーとなる。弟とは対照的な技術肌の兄ドンジュンは、韓国自動車の社長に就任。そして姉の衝撃的な事故死（実は誤報）愛憎と葛藤の家族＆兄弟の物語と思いきや・・・・サーキットでのカーレースシーン、過酷な砂漠でのラリーシーンやシベリアを車で横断するシーンなど、男性でも楽しめるスケールの大きなドラマです。車好きな方にお勧め！ウソンのファイトマネーを賭けた格闘シーンもあるのでファンは必見です！