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Diana Ross and Marvin Gaye

価格: ¥1,210
カテゴリ: CD
ブランド: Motown
Amazon.co.jpで確認
   ボクシングの世界なら、実力差がみえみえの対戦と言われそうな本作。この1973年のアルバムでは、6人のプロデューサー(ゲイ&タミー・テレルの仕掛け人、アシュフォード&シンプソンや、モータウンの重鎮ハル・デイヴィス、モータウンの社長ベリー・ゴーディ本人など)の手によって、マーヴィン・ゲイとダイアナ・ロスがデュエットを吹きこんでいる。のちにゲイが伝記作家デイヴィッド・リッツにロスのことを批判的に語ったように、ゲイの情感豊かな歌声と、ロスのささやくようなハイトーン・ヴォイスの組み合わせは、実際しばしば水と油のようだ。だが、それでもなお本作には抗えない魅力がある。

   ゲイの抑制のきいたヴォーカルはすばらしく、それにスタイリスティックスのカバー曲2曲と見事なシングル曲「My Mistake (Was to Love You)」は、ふたりにぴったりの感動的なトラックだ(たとえ「I'm Falling in Love with You」がどんなに納得いかなくても、気にすることなくリラックスして楽しんでもらいたい)。そんな本作は、名作とまではいかなくとも、それなりに興味深い作品と言える。このCD盤には、オリジナルのレコード盤にはなかったボーナストラック4曲(うち3曲が未発表曲)が追加されている。(Rickey Wright, Amazon.com)

買いですが。 ★★★★☆
「人気者でいこう」よろしく、モータウンが誇る二大スターを競演させた、いかにもモータウンらしい一枚です。選曲も当時ヒット間もない「ユー・アー・エヴリシング」ではじまり、新旧の名曲を取り揃えて、文句のつけようもありませんが、逆にそれが「お仕事」的なイメージにつながり、ライナーやものの本等でたびたび目にする「実はダイアナが先に録音したものに、あとからマーヴィンが歌入れしたものだ」という誰だかの発言ともあいまって、正直ふたりが競演した割には印象の薄いアルバムです。ただし、それはふたりそれぞれの他のアルバムが名作揃いなために損をしているだけという見方もでき、これはこれで、巷にあふれる凡百の「幻の名盤」なんかを追い散らすくらいの「名盤」ではあります。過剰な期待を聞く前から余儀なくされるので、評価の難しい一枚です。
Marvinのデュエットとしては今ひとつ物足りない ★★★★☆
"What's Going On"の成功により一役Motownの看板アーティストにまでなったMarvin Gayeだが、Motownのトップ同士の共演という名目でDiana Rossとのデュエットアルバムを発売する事となる。実際の所、Berry GordyがMarvinのヒットにあやかりDianaのセールスを拡大しようとする意図が見えない訳ではない。最愛のデュエットパートナーTammi Terrellの死によってMarvinは2度とデュエットは録音しないと決めていた。それだけにMarvinの想いとは別の所で会社の意図的な力がちらちらと浮かんでしまい、このアルバムは意外とファン達の間では評判の悪い作品でもある。

内容に関して言うと、"What's Going On"で新たなMarvin自身のクリエイティヴなサウンドを構築したにも関わらず、このアルバムでは普遍的なポップスアレンジで編集され少し物足りない。かといって楽曲の質は悪くなく、またMarvinとDianaという2人のシンガーとしてのセンスは言うまでもなく、それなりに楽しめるアルバムではある。

The Stylisticsの名曲"You Are Everything"のカバーは流石にトップを張るヴォーカリストの2人だけあって贅沢な1曲になった。その他"You're a Special Part of Me"、"Pledging My Love"等の美しいラヴソングは聴いていて本当に心地良い。ただ、Tammiとデュエットする時のMarvinのような、渾身の愛情の篭った優しさと激しさ溢れる歌は残念だけれど聴く事は出来ない。それだけにどうしても飛び抜けたインパクトも無く、卒のない出来に終わってしまったかのように思う。と言うか、超自己中心的でワガママな性格の2人だけに、最初からデュエットパートナーとして相性が良いとは思えないという所もあるのだけれど・・・。
デジタルリマスタリングが施されて再登場 ★★★★★
モータウンの看板アーティストであるシュープリームスで全米ナンバー1ヒットを10曲以上に渡り連発し、その後独立してソロデビューしたダイアナ・ロスはさらに上のレベルでキャリアを完璧なものにした。
そしてもう一人の看板アーティスト・マーヴィン・ゲイは同じくモータウンからヒット曲を連発し、デュエットパートナーのタミー・テレルの死を乗り越えながらも、70年代からはWHAT'S GOING ONで初のセルフプロデュースをし、全盛期を築き上げていた。
そんな二人をモータウン社長であるベリー・ゴーディjrが取り持ち、男女の看板アーティスト同士でデュエットアルバムを作らせたのだ。おなじみのハル・ディヴィスやベリー・ゴーディ自らがソングライティング、プロデュースし、録音は別々ながらもゲイとロスは見事な10曲を完成。YOU ARE EVERYTHINGはイギリスで大ヒットするなど、世界各地で好セールスを記録した。
今回は2001年の再発売に伴い、デジタルリマスタリングが施され、未発表曲4曲が追加され、計14曲の大ボリュームで繰り広げられる愛のアルバムはさらにファンを増やすだろう。一度買った人も、出ジタリリマスタリングでクリアになった名曲を堪能し、未発表だった4曲で新たな発見にめぐり合ってほしい。
どう見るかで評価が変るアルバム ★★★★☆
大御所二人の企画アルバムとして見た場合、そこそこ成功したアルバムといえる。
二人で協力してアルバムを製作している姿は全く想像できないものの歌の
実力がその辺の寒々しさを覆い尽くしてしまっているという点でやはり二人は天才なのだろう。
でもMarvin Gayeのアルバムとして見た場合、彼の企画モノだからなという
態度があからさますぎて、あまりいい出来とはいえない。
聴く方もそういう点は心閉ざして企画ものを楽しむということに徹底して聴くべきなのだ。
それにしてもドリフ世代には③の印象強すぎてこの曲だけ浮いた存在になって
しまうのはいかんともしがたい。
志村けんファンはマスト! ★★★★★
ドリフ世代には3曲目をぜひ聴いてほしい。
思わず「生麦、生米、生卵、アウゥ!」と言ってしまうはずである。
そう、あの「早口ことば」で志村けんのときにかかっていた曲がこれ。
さあ30代の皆さん、今すぐゲットしてあの振り付けで踊ろう!

ちなみに志村けんは大のR&Bフリークで、かなりのコレクターだ。