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エヴリシング・マスト・ゴー

価格: ¥2,345
カテゴリ: CD
ブランド: エピックレコードジャパン
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MANIC ST PREACHERS Everything Must Go (1996 Japanese 14-track CD album including 2 bonus tracks Black Garden & No One Knows What Its Like To Me picture sleeve & obi-strip!)
再生への組曲 ★★★★★
Manic Street Preachersの4thアルバム。

リッチーの失踪事件から再起を果たし、またもや音楽性がガラリと変わりました。
音も歌詞もとにかくピュアで、どこまでも澄んでいる。やさしい旋律に万人が賞賛したのもうなずける納得の完成度です。もはや神懸りものを感じます。
ただ昔からのファン心理としては、やっぱりこのアルバムがマニックスを一気に英国代表バンドに引き上げたのは、何とも皮肉な気がして仕方ありません…。

純粋にこのアルバムから溢れるのは、とにかくリッチーへの愛情と思いです。翻訳された歌詞カードを読みながらバンドの過去に思いを馳せた時、自然と涙が流れてきます…。
これからずっと時が流れて音楽史を振り返ったとき、このアルバムは間違いなく「名盤」として語り継がれているでしょう。
マニックの代表作 ★★★★★
マニックのアルバムはいずれ劣らぬ傑作なので、彼らを第一線に押し上げたこのアルバムを最高傑作とは言いたくない。だが、少なくともこのアルバムは彼らの代表作であるといって差し支えないだろう。

エレキギターとストリングスを大々的に導入したアレンジはその後の彼らのサウンドを方向づけることになった。
激情と美しさが共存するジェームズの声、どこまでも高揚するメロディ、そこにエレキギターとストリングスが共鳴すれば、無条件で称賛を浴びるという必殺の構図はここで確立された。

さらに、「A design for life」はマニックのアティテュードを端的に示した楽曲であり、失業者が大量発生している現在こそ世界中で歌われるべきアンセムだと思う。ちなみに、この曲はミレニアムの幕開けに故郷カーディフで行われた凱旋ライブの最期を飾った。マニックにとってもファンにとっても代表曲のひとつというわけだ。

また、このアルバムはギタリストのリチャード・エドワーズ失踪後にリリースされた最初のアルバムでもある。ジャケットの空白の(  )と三人になったメンバーのどこかおぼろげな表情とが、不在となったリッチーの存在をかえって際立てせている。そのような悲しみを背負いながら「EVERYTHING MUST GO」と叫ぶ彼らに、さらに胸を打たれることになる。

音楽的なクオリティーから言えばこのアルバムだけが突出しているわけではない。だが、マニックサウンドの確立、リッチーの失踪、「A design for life」が収録されているという点からこのアルバムは彼らの代表作であると言える。

1996 ★★★★★
ギタリスト、リッチー・エドワーズの突然の失踪から1年を経て、残された3人で制作したサード。デビュー以来のあまりにも派手な話題性のため、聴かず嫌いの人には一発屋的なイメージで見られがちな彼らだが、実は音楽性もしっかりしたもの。アコースティックやストリングスを巧みに使いこなし、初期のボウイやザ・フーからニューウェーブまでの流れをきちんと消化したブリティッシュ・ロックとして評価したい。
喪失感 ★★★★★
が、美しく結晶になったような、そんな感じがするアルバムでしょうか。
決してうまいとはいえないし、センスがあるわけでもない。ちょっと臭くて恥ずかしいところもある。でもなんか聴いちゃうんですよ、切ない感じがなんとも…音楽性は全く違うけど、ピンク・フロイド、ニューオーダーと合わせて『喪失感3大バンド』と勝手に呼ばせてもらいます。
なんか年齢的にも彼らに近いせいか、今でも一線でがんばってんのがなんかうれしい。だってなんか彼ら普通っぽいでしょ?身近に感じるんだよなぁ。
KEVIN CARTER の強烈なインパクト ★★★★★
7〜8年前にBSで「Brit Pop Awards」を見てたら、大規模なストリングス隊をバックに2を歌ってた彼らが出ていた。
ハッキリ言って上手くはなかったが、妙に印象深く、大賞を受賞したのも頷けた。

すぐこのアルバムを買って、解説を読んでバンドの変遷を知った。
行方不明になったからという色メガネで見ているわけではないが、リッチーの詞にはどれも独特の世界がある。
何度聞いてもカッコいいと思う曲は3「KEVIN CARTER」だ。
たった10行の歌詞プラス”KEVIN CARTER”のリフレインの3分半の曲、いきなり放り投げられるような感覚が心地よい。

このアルバムはいい曲が多いので、多少山谷あっても一気に聞かせてしまう。
本作の成功で大物バンドの仲間入りを果たし、次第に落ち着きとスケールあるアルバムを発表していくが、
万全でなかった製作環境の影響で、どこか不安でピリピリした味わいがあるこの作品が一番好きだ。