帯あり。受け取られた方が不快に思われるような、傷みのひどい本、見苦しい本などは扱っておりません。本品は目立つような傷・汚れもなく、よい状態です。気持ちよく鑑賞していただけるのではないかと思います。専用書庫にて保管しております。ご注文確定後、速やかに送付いたします。
バイト語を聞いていると疲れます
★★★★☆
職場の新人男性のバイト語にほとほと疲れています。
「ここに置かさせていただいてよろしかったでしょうか」、「こちら、資料のほうになります」、仕事を頼めば「やらさせていただきます」、あいさつはすべて「お疲れ様です」、電話を取り次ぐときには「○○さんという方からになります」・・・
それでこの本を読んでみました。
でもアルバイトなどの世界ではマニュアルでこういう言葉を広めているのだから、バイト語はなくならないんですよね。
ツッコミどこがズレてる
★☆☆☆☆
バイト語は正しくないという論点が完全にズレていると思います。確かにバイト語というものは正しい日本語ではありません。しかし、なぜバイト語だけが正しい日本語を使わなければならないかが全く理解できません。店員は客に感謝の気持ちを伝える事が第一で、正しい日本語を使う事が重要というわけではないはずです。例えば(『〜はよろしかったでしょうか?』というバイト語は間違いで、『〜はよろしいでしょうか?』というのが正しい日本語である)という話では、『〜はよろしいでしょうか?』が確かに正しい日本語かもしれませんが、『〜はよろしかったでしょうか?』と過去形にした方が丁寧に聞こえるはずです。英語でも依頼の疑問文で『Will you〜?』と現在形で頼むより『Would you』と過去形で依頼する方が丁寧になる、というルールもあるように、日本語も過去形にすることで相手に対する敬意が増し丁寧になるのです。だからバイト語の『〜でよろしかったでしょうか?』は日本語として正しくなくても相手に誠意が伝わるのならば必要、もしくは非難されるほど悪くはないはずです。 このようなバイト語を非難する本や、テレビ等で学者の発言によって、『バイト語は悪い!』という概念が広まり、お店で店員にバイト語を使われて不快な思いをしたり、店員を嘲笑する人もいると思いますが、それば、こういう本や学者の発言を一方的に受け入れたためだと思います。ある意味でメディアリテラシーの部類に属するかもしれません。学者の意見や本を受け入れることは大切な事ですが、一方的に解釈するのは危険を伴うので、自分の意見を持つ大切さも必要だと思います。
根拠がよくわかりました
★★★★☆
いまさらバイト語・コンビニ語といわれる言葉に染まるつもりはありません。
ただこれまで、方言などの言い回しは別として、私が日常使っている言葉の多くをなぜ「ほぼ良し」とするか、
うまく自分で説明できませんでした。
会話の相手の顔を見て誠意を込めて話すには、きちんとした言葉遣いができないといけないから……という
程度のことしか言えませんでした。
この本では、敬語や文法などビジネス界に必要な「言葉のたしなみ」を知ることができ、これが根拠なのだ
と目の前が明るくなりました。
間違った言葉遣いは、相手に失礼なだけでなく、自分の品位も落としてしまいますね。
恥ずかしながら、バイト語と意識しないまま、ついうっかり間違って話している言葉にも気づくことができ、
非常に参考になりました。
バイトけなすのやめろ!
★★☆☆☆
敬語の使い方、イントネーションなど、ビジネス社会などで使える知識が書いてあるので、かろうじて星1つは免れている。
しかし、この本の白眉となるべきバイト語の指摘は、実はバイトに対する侮蔑に過ぎない。最初のほうにバイトは教育がされてない旨の記述があったが、私の知る限りバイトは結構教育されている(ファストフード店やコンビニエンスストアへ行けば容易にわかる)。また、著者の論理だと、「その市場(いちば)語(私の造語)やめなさい」ということも成立するはずだが(ビジネスにおいてだみ声で「らっしゃいらっしゃい」と言ったらおかしいだろう)、その記述はない。つまり、バイト語(たとえば、「○○円からお預かりします」、「○○円入ります」)は市場語同様、その職場における文化なのに、それに関する突っ込んだ考察はないうえに、バイト語を一方的にけなすのもおかしい。著者のアルバイトに対する侮蔑意識が如実に出ている。
以上のように、知識星4つ、侮蔑意識星1つ、総合的に星2つ。
おもしろいです
★★★★☆
「さすがにこんなふうに話す人はいないだろう」と思えるような言葉使いもありますが、よくファミレスや居酒屋で聞く間違った言葉使いが満載で、
働く人にとってはとても参考になると思いました。
「私は大丈夫」と思っている人も読んでみるといいと思います。意外と「あ、これって間違いなんだ」と思うものがありますよ。